登山の日 (記念日 10月3日)

登山の日
制定年
1992年(平成4年)
制定団体
公益社団法人・日本山岳会
発案者
重野太鼓二(日本アルパイン・ガイド協会)
日付の由来
「とざん(10・3)」語呂合わせ+1905年10月創立
日本山岳会の創立
1905年(明治38年)10月
関連祝日
山の日(8月11日):2016年施行

「登山」という漢字を読み解くと、「とざん」は「10(と)・3(ざん)」に見えます。この語呂合わせと、公益社団法人・日本山岳会が1905年(明治38年)10月に創立されたという歴史的事実を組み合わせ、日本山岳会は1992年(平成4年)に10月3日を「登山の日」として制定しました。発案者は日本アルパイン・ガイド協会の重野太鼓二(しげの たつじ)です。

山に登ることで雄大な自然に触れ、その恩恵に感謝することをこの日の趣旨としています。ただし「登山」という行為は単純ではありません。雪のない時期のハイキングやトレッキング、縦走から始まり、雪山登山、岩登り(ロッククライミング)、アイスクライミング、沢登り、藪漕ぎ、フリークライミング、トレイルランニングまで、技術と経験の要求水準は幅広く、その形態は極めて多岐にわたります。

登山を一つの思想として捉える「アルピニズム(alpinism)」は18世紀後半のヨーロッパで始まり、頂上を制するためではなく登ること自体に意味を見出す考え方です。近代ではスポーツの一分野として確立されています。記念日を制定した日本山岳会は東京都千代田区四番町に事務局を置き、アルピニズムから日本的な山旅まで幅広い登山活動を支援するほか、高所医学の研究、自然保護活動、出版・講演による啓発を進めています。発案者が所属する日本アルパイン・ガイド協会は神奈川県秦野市に事務局を置き、登山学校やガイド養成学校の開講、レスキュー講習会の実施を通じて正しい登山の普及に取り組んでいます。日本山岳会の創立から120年以上、この二つの団体が日本の山岳文化を支えてきました。

8月11日は国民の祝日「山の日」です。2014年制定、2016年施行。登山団体が定めた10月3日の記念日とは、性格が根本的に異なります。

10月3日のカレンダー情報

六曜 赤口
吉日 大明日、天恩日、母倉日、月徳日
月齢 22.0(下弦の月)

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)