ドイツ統一の日 (記念日 10月3日)
- 統一年月日
- 1990年10月3日
- 分断期間
- 約45年(第二次大戦後〜1990年)
- ベルリンの壁崩壊
- 1989年11月9日
- 統一条約調印
- 1990年8月31日
- ドイツ語での祝日名
- Tag der Deutschen Einheit
- 市民祭の名称
- Ländermeile(レンダーマイレ)
1989年11月9日にベルリンの壁が崩壊してから、わずか11か月後のことでした。1990年10月3日、東西に分断されていたドイツが再統一され、ドイツ連邦共和国が誕生しました。この日は「ドイツ統一の日(Tag der Deutschen Einheit)」として国の祝日に定められています。
第二次世界大戦後、ドイツは東西に分割統治されました。西側はアメリカ・イギリス・フランスの管理下に入り西ドイツ(ドイツ連邦共和国)となり、東側はソ連の管理下で東ドイツ(ドイツ民主共和国)として独立しました。ベルリンの壁は1961年に建設され、東西を物理的に隔てる象徴となりました。
1989年、東欧諸国で民主化運動が広がるなか、東ドイツでも大規模な反政府デモが起こりました。同年11月9日、東ドイツ政府が出入国の自由化を発表すると、国境検問所に市民が押し寄せ、壁は事実上崩壊しました。その後、統一に向けた交渉は急速に進みました。1990年3月には東ドイツで初の自由選挙が実施され、統一を推進する保守連合が圧勝しました。5月には通貨・経済・社会統合条約が締結され、7月1日から東西で共通のドイツマルクが流通し始めました。8月23日、東ドイツ人民議会は長時間の議論の末、10月3日をもってドイツ連邦共和国に加盟することを決議。8月31日に全45条からなる統一条約が調印され、10月3日午前0時に正式な統一が実現しました。この統一は、東ドイツの5州が西ドイツに「編入」される形で行われた法的な手続きでもありました。
統一後も、東西の経済格差や社会的な意識の違いは長く残りました。西から東への財政移転は数十年にわたって続き、完全な融合には相当の時間を要しました。
現在、10月3日には連邦参議院議長が議長を務める連邦州の州都で公式記念行事が開催されます。また、慣例として連邦州や州政府が「Ländermeile(レンダーマイレ)」と呼ばれる市民祭を催しており、各州の文化・特産品を紹介するイベントが行われます。
10月3日の他の記念日
10月3日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)