交通戦争一日休戦の日 (記念日 10月3日)

交通戦争一日休戦の日
初実施地
東京都八王子市
初実施年
1971年(昭和46年)
実施頻度
毎月水曜日
スローガン
交通戦争一日休戦の日
目的
大気汚染の抑制・交通渋滞の緩和
交通事故死者数ピーク
1970年(約1万6千人)

1971年(昭和46年)、東京都八王子市で始まった「ノーカーデー」の最初のスローガンは、「交通戦争一日休戦の日」でした。交通事故による死者数が年間1万6千人を超え、「交通戦争」という言葉が社会に定着していた時代の産物です。毎月水曜日に自家用車の利用を自粛し、公共交通機関を使うよう呼びかけるこの運動は、日本で初めて体系的に取り組まれたノーカーデーとして記録されています。

当時の日本は高度経済成長の末期にあたり、急速なモータリゼーションが進んでいました。マイカーの普及によって路面電車や路線バスの利用者が激減する一方、排気ガスによる大気汚染と慢性的な交通渋滞が都市部の深刻な問題となっていました。交通事故死者数は1970年にピークを迎え、戦争に匹敵する犠牲者数として社会に衝撃を与えていました。「一日休戦」というスローガンには、そうした時代の緊張感がそのまま込められています。運動の目的は大きく二つで、ひとつは四日市ぜんそくなど公害が深刻化していた時期と重なる大気汚染の抑制、もうひとつは交通渋滞の緩和です。マイカーが路面を埋め尽くすことで路面電車やバスの定時運行が妨げられるという悪循環が生じており、利用者を公共交通に誘導することは交通網全体の効率化にも直結していました。

その後「ノーカーデー」「ノーマイカーデー」と呼ばれるキャンペーンは全国の自治体や企業に広がり、近年では一日乗車券の特別発行や夜間臨時バスの運行といったインセンティブと組み合わせる取り組みも増えています。ただし参加する自治体や企業の数はまだ限られており、定着させるための仕組みづくりが引き続き課題となっています。

10月3日のカレンダー情報

六曜 赤口
吉日 大明日、天恩日、母倉日、月徳日
月齢 22.0(下弦の月)

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)