とろみ調整食品の日 (記念日 10月3日)
- 制定者
- 株式会社フードケア(神奈川県相模原市)
- 認定機関
- 一般社団法人 日本記念日協会
- 日付の由来
- 「とろ(10)み(3)」の語呂合わせ
- 誤嚥性肺炎の割合
- 70歳以上の肺炎患者の7割以上が誤嚥性肺炎
- とろみの段階
- 薄い・中間・濃い の3段階(学会分類)
誤嚥性肺炎は日本人の死因の上位に位置し、70歳以上の肺炎患者の7割以上がこれにあたります。口や喉の筋力が衰えた高齢者は嚥下反射が遅れやすく、水やお茶のようなさらさらした液体ほど気管へ流れ込みやすくなります。
こうした誤嚥を防ぐ手段のひとつが、飲食物に粘度を加える「とろみ調整食品」です。粉末状の製品を飲料や食事に加えて混ぜるだけでとろみがつき、喉への流れ込む速度を遅らせることができます。嚥下反射の遅れがあっても、ゆっくり流れる食塊であれば気道をふさぐ前に飲み込む動作が間に合いやすくなります。加熱不要で手軽に使えることから、在宅介護や医療施設の現場で広く活用されています。
ただし、とろみが強すぎると口腔内や咽頭に食塊が残留しやすくなり、かえって誤嚥のリスクが高まることがあります。適切な濃度を守ることが重要で、使用する製品ごとに定められた量と混ぜ方を確認する必要があります。日本摂食嚥下リハビリテーション学会が示す「嚥下調整食学会分類」では、とろみの段階を3段階(薄いとろみ・中間のとろみ・濃いとろみ)に分類しており、個人の飲み込む力に合わせた選択が推奨されています。また、とろみをつけた後は時間が経つにつれて粘度が変化する製品もあるため、作り置きには注意が必要です。提供する直前に作ること、温度変化による粘度の増減にも気を配ることが、現場での適切な活用につながります。
10月3日の「とろみ調整食品の日」は、神奈川県相模原市に本社を置く株式会社フードケアが制定し、一般社団法人日本記念日協会に認定・登録された記念日です。日付は「とろ(10)み(3)」の語呂合わせから来ています。超高齢社会が進展する中、誤嚥による窒息死や誤嚥性肺炎の深刻さを広く知ってもらい、とろみ調整食品の正しい使い方を普及させることを目的としています。フードケアは記念日に合わせて啓発活動や実習キットの提供なども行っています。
参考リンク
10月3日の他の記念日
10月3日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)