古書の日 (記念日 10月4日)
- 制定者
- 全国古書籍商組合連合会(全古書連)
- 制定年
- 2003年(平成15年)
- 日付の由来
- 「古」→「十」+「口」→重ねると「田」=4冊の本
- 古書月間
- 10月1日〜31日
- 全古書連加盟数
- 全国2,300以上の事業者
- 古書市場規模
- 約330億円(2018年度)
東京・神田神保町には、世界最大級と称される古書街があります。130軒以上の古書店がひしめくこの街では、19世紀末から明治の法学生たちが教科書を売り、下級生が格安で買い取るサイクルが生まれ、やがて専門性の高い古書店が次々と根を張りました。一冊の本が読者から読者へと渡り継がれていく文化は、この街から日本全国へと広がっています。
10月4日は「古書の日」です。2003年(平成15年)、全国古書籍商組合連合会(全古書連)が制定しました。「古」という漢字を「十」と「口」に分解すると、2文字を重ねることで「田」の形になり、4冊の本が並んでいるように見えることから10月4日を記念日に定めています。
全古書連には全国で2,300以上の事業者が加盟しており、日本の古書市場規模は2018年度時点で約330億円にのぼります。東京都古書籍商業協同組合が運営するオンライン古書店「日本の古本屋」では、約1,000店・600万冊超が出品され、月間受注金額は3億円を超えるまでに成長しました。デジタル書籍の普及が叫ばれて久しいなかでも、古書市場は着実に存在感を維持しています。
古書の魅力のひとつは、新刊では手に入らない本と出会えることです。絶版になった専門書、昭和初期に刊行された文学全集、戦前の絵入り雑誌——書店の棚に並ぶことなく市場から消えた本たちが、古書店の棚に静かに息づいています。古い書き込みや蔵書印も、その本がたどってきた時間の痕跡として読書体験に深みを加えます。10月は「古書月間」と位置づけられており、全国各地で古書市や古本まつりが開催されます。神田神保町の「神田古本まつり」は毎年10月末から11月にかけて行われ、数十万冊の本が路上に並ぶ光景は古書ファンだけでなく多くの人を引きつけます。古書の日を入口に、まだ知らない一冊との偶然の出会いを楽しんでみてください。
10月4日の他の記念日
10月4日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)