宇宙開発記念日 (記念日 10月4日)

宇宙開発記念日
打ち上げ日
1957年10月4日
衛星名
スプートニク1号
打ち上げ国
ソビエト連邦
直径・重量
直径58cm・重さ83.6kg
送信周波数
20MHz・40MHzの2波
世界宇宙週間
毎年10月4日〜10日

1957年10月4日、ソ連が人類初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げに成功しました。地上からは夜空を横切る光の点として観測され、世界中の人々が空を見上げたこの出来事は、人類と宇宙との関係を根本から変える転換点となりました。10月4日が「宇宙開発記念日」とされているのは、この歴史的な瞬間に由来しています。

スプートニク1号は直径58cm、重さ83.6kgという小型の球体で、4本の長いアンテナが伸びた独特の形状をしていました。搭載された20MHzと40MHzの2つの送信機が、0.3秒ごとに衛星内部の温度情報を地上へ発信し続けました。打ち上げから約3ヶ月間、地球を約1,440周した後、大気圏に再突入して燃え尽きました。この小さな金属球が宇宙空間を飛び続けたという事実そのものが、当時の技術水準では想像を超える達成でした。軌道投入に必要なロケット推力の確保、真空・放射線環境への耐久設計、地上との通信システムの構築など、それまで理論上の議論に留まっていた課題を、ソ連の技術者たちは一気に実証して見せたのです。

この打ち上げが世界に与えた衝撃は計り知れないものがありました。当時、アメリカはソ連が先んじて軌道投入に成功するとは予測しておらず、いわゆる「スプートニク・ショック」として国防・科学政策の全面的な見直しを迫られました。翌1958年にはNASAが設立され、両国による宇宙開発競争が本格的に幕を開けます。

スプートニク1号の成功を起点に、宇宙開発の歩みは急速に進みました。1959年1月2日にはソ連が世界初の月ロケット「ルナ1号」の打ち上げに成功し、この日は「月ロケットの日」として記録されています。10月4日から10日の1週間は「世界宇宙週間」に指定されており、国連の主導のもと世界各地でイベントや教育活動が行われています。

スプートニク1号が発した電波信号は、アマチュア無線家を含む世界中の人々が受信しました。宇宙から届くその信号は、宇宙が特定の国家や研究機関だけのものではなく、人類共通の関心事となった瞬間を告げるものでした。

10月4日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 神吉日、大明日、天恩日
月齢 23.0

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)