トレシーの日 (記念日 10月4日)
- 制定企業
- 東レ株式会社
- 発売年
- 1986年(昭和61年)
- 日付の由来
- 「ト(10)レシー(04)」の語呂合わせ
- 素材
- 超極細繊維
- 記念日登録
- 一般社団法人・日本記念日協会
1986年(昭和61年)、東レ株式会社が超極細繊維を使ったクリーニングクロス「トレシー」を発売しました。以来40年近く、メガネ拭きの代名詞として多くの人に愛用されてきた製品です。
トレシーが革新的だった理由は、その繊維の細さにあります。超極細繊維をぎっしりと織り込んだ布は、通常の繊維では届かない微細な凹凸にまで入り込み、皮脂や油膜などの脂汚れを洗剤なしで拭き取ります。メガネのレンズに付着した指紋汚れがするりと落ちる感触は、一度体験すると他のクロスには戻れないと語るユーザーも少なくありません。素材の細さは髪の毛の100分の1以下ともいわれており、肉眼では確認できないほどの微細な繊維が汚れを絡め取る仕組みが、長年支持される理由のひとつとなっています。
現在トレシーの用途はメガネにとどまりません。スマートフォンの画面、腕時計のガラス面、アクセサリー、テレビのディスプレイ、ワイングラス、漆器、さらには家庭用品全般へと広がっています。デジタル機器が生活に浸透した現代において、精密な光学面や繊細な素材を傷つけずに清潔に保てるクロスの需要はむしろ高まり続けています。
「トレシーの日」は製品名の読み方から日付が決まっています。「ト(10)レシー(04)」という語呂合わせで10月4日に定められました。
東レといえばカーボンファイバーや航空機材料など先端素材のイメージが強いですが、身近なメガネ拭きにも同社の素材技術が凝縮されています。1986年の発売から現在まで長く支持される背景には、素材メーカーとしての技術力の蓄積があります。日常のふとした瞬間に手に取るクロス一枚が、日本の製造業の底力を体現しています。
10月4日の他の記念日
10月4日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)