FXの日 (記念日 10月8日)

FXの日
制定年
2008年(平成20年)
制定者
ひまわり証券株式会社
日本初FXサービス開始日
1998年(平成10年)10月8日
外為法改正施行日
1998年(平成10年)4月1日
個人向けレバレッジ上限
25倍(2011年8月から)
認定機関
一般社団法人 日本記念日協会

1998年(平成10年)10月8日、日本で初めて個人投資家がFX取引の注文を入れた日として、ひまわり証券の前身であるダイワフューチャーズ株式会社が記録に刻まれています。この日を「FXの日」として日本記念日協会に登録したのが現・ひまわり証券株式会社で、制定は2008年(平成20年)のことです。

FXとは「Foreign Exchange(外国為替)」の略で、異なる通貨を売買して差益を狙う取引です。1990年代以前、日本では「為銀主義」と呼ばれる制度のもと、外国為替取引は外国為替公認銀行のみに許された業務でした。個人や一般企業が銀行を介さずに直接外国為替を取引することは認められておらず、欧米の金融市場では当たり前だったこの取引形態は、日本には存在しませんでした。

転機となったのが、1998年4月1日に施行された改正外国為替及び外国貿易法(外為法)です。この改正で為銀主義が撤廃され、資本取引の事前届出・許可制が原則廃止されました。背景には、欧米で対外取引の自由化が急速に進むなか、東京市場の国際的なシェアが低下し、金融市場の空洞化が懸念されていた事情があります。法改正から半年後の同年10月、ダイワフューチャーズが当時米国などで普及していた外国為替の証拠金取引を「マージンFX」の商品名で日本に導入し、個人投資家からの注文受付を開始しました。

当初の取引環境は今とは大きく異なっていました。最低入金額は300万円からで、注文はすべて電話対応、最小取引単位は10万通貨単位と、一部の資産家向けのサービスに近い形でスタートしました。その後、インターネットの普及とブロードバンド回線の整備が追い風となり、2000年代に入ると複数の証券会社が参入して市場は急拡大します。2011年には金融庁の規制によって個人向けレバレッジの上限が25倍に設定され、投機的な過剰取引を抑制する仕組みが整えられました。2022年には個人FX取引の年間取引高が初めて1京円を超え、日本が世界有数のFX個人投資大国であることを示しています。

外為法改正から四半世紀以上が経過した現在、FXは証券・株式と並ぶ主要な個人向け金融商品の一つとして定着しています。その出発点となった1998年10月8日を起点に定められた「FXの日」は、日本の外国為替市場が銀行独占から個人開放へと転換した歴史を刻む日でもあります。

10月8日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 一粒万倍日、神吉日
月齢 27.0

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)