ようかんの日 (記念日 10月8日)
- 制定年
- 2012年(平成24年)
- 日付の由来
- 語呂合わせ「いとおいしいようかん」(10月8日)
- 制定者
- 坂井良雄氏(紅葉屋本舗)
- 認定機関
- 一般社団法人・日本記念日協会
- 創業年
- 1900年(明治33年)
- 所在地
- 和歌山県串本町
羊羹は、小豆・寒天・砂糖という3つの材料だけでできています。シンプルな組み合わせですが、だからこそ素材の質がそのまま味に出る。和歌山県串本町の紅葉屋本舗が作る羊羹は、その「シンプルさ」を120年以上にわたって守り続けてきた一品です。
毎年10月8日は「ようかんの日」。和菓子店「もみぢや菓子舗」として1900年(明治33年)に創業した紅葉屋本舗の坂井良雄氏が制定し、2012年(平成24年)に一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されました。日付の10月8日には2つの意味が込められています。食欲の秋の10月であること、そして「いとおいしいようかん」と読める語呂合わせ(10→いと、8→ようかん)です。さらに「八福」という縁起の良い言葉にもかけています。8という数字が「八」であることから、末広がりで福を呼ぶとされる縁起担ぎも込められているのです。
羊羹にビタミンB1が豊富に含まれることはあまり知られていません。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える際に必要な栄養素で、疲労回復に役立つと言われています。小豆に含まれるビタミンB1は、実は豚肉の約半分にも相当する量。「甘いものは体に悪い」というイメージとは裏腹に、羊羹は栄養面でも優秀なお菓子なのです。この記念日の目的も「羊羹を食べて元気になってもらうこと」とされています。
紅葉屋本舗の羊羹が特徴的なのは、無添加・手作りにこだわりながら、地元・紀伊半島の素材を活かしたバリエーションを展開している点です。古座川の柚子、大島の桜、白浜の抹茶、紀南地区の天日塩など、和歌山の風土そのものが羊羹の味に溶け込んでいます。練羊羹発祥の地とされる和歌山県の老舗が、地元素材にこだわり続けるのは自然なことかもしれません。
ちなみに「練羊羹」と「水羊羹」の違いは寒天の量にあります。寒天を多く使い、しっかり練り上げたものが練羊羹。水分を多く含む水羊羹は夏向き、練羊羹は長期保存が可能で秋冬向きとされてきました。10月8日という日付が食欲の秋に設定されているのも、そうした背景と無関係ではないでしょう。
参考リンク
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