問屋の日 (記念日 10月8日)
- 制定者
- 横山町 馬喰町 新道通り会
- 所在地
- 東京都中央区日本橋横山町・馬喰町
- 日付の由来
- 「とん(10)や(8)」の語呂合わせ
- 問屋街の起源
- 江戸時代初期(17世紀)
- 認定機関
- 一般社団法人・日本記念日協会
- 関連イベント
- 大江戸問屋祭り(年2回開催)
江戸の商人たちが荷を運び、商いを重ねた日本橋。その一角、横山町と馬喰町に広がる問屋街は、約400年にわたって東京の流通を支えてきた。現在も日本最大の現金卸問屋街として知られるこの地域で、「横山町 馬喰町 新道通り会」が制定したのが10月8日の「問屋の日」だ。「とん(10)や(8)」という語呂合わせに込められているのは、問屋業への誇りと、その役割を広く伝えたいという思いが込められています。
横山町の起源は江戸初期に遡る。日光・奥州道中沿いに開かれたこの町には、かつて西本願寺の別院があったが、1657年の明暦の大火で築地へ移転。その跡地に町屋が開かれ、小間物・薬種・書物などを扱う問屋が次々と軒を連ねた。1792年(寛政4年)にはすでに19軒の問屋が記録され、1851年(嘉永4年)には問屋組合名簿に144名の名が連なるまでに発展していた。
一方の馬喰町は、馬の仲買人「博労」が住んでいたことにその名の由来がある。江戸時代、関東郡代の役宅が移転してきたことで、各地から訴訟のために上京する人々が集まるようになり、「公事宿」と呼ばれる旅館街として栄えた。江戸後期になると旅館業と並行して小間物・化粧品・煙草などを扱う商店や問屋も増え始め、明治期以降、公事の廃止や交通手段の変化とともに旅館業が衰退すると、代わりに衣料品を中心とした問屋業が急速に発展した。
こうして横山町と馬喰町は互いに隣接しながら一体となり、東京を代表する問屋街を形成していく。現在、新道通りを中心とするこの地域には繊維・衣料品をはじめ多種多様な商品を扱う問屋が集積し、小売業者やEC事業者が全国から仕入れに訪れる。現金問屋という業態は「その場で見て、触れて、買える」という強みを持ち、バイヤーから根強い支持を集めている。
記念日の目的は、江戸から続く問屋業の歴史と、時代に合わせて変化しながらも受け継がれてきた流通の担い手としての存在意義を、多くの人に知ってもらうことにある。年に2回開催される「大江戸問屋祭り」では一般客も卸価格に近い値段で商品を購入できるとあって、毎回多くの来場者でにぎわう。こうした取り組みを通じて、問屋街は単なる業者間の取引の場にとどまらず、地域文化の発信地としての顔も持ちつつある。また、デジタル化が進む現代においても、実物を手に取って確認できる現金問屋ならではの価値は変わらず、オンライン仕入れでは得られない品質確認や商談の場として、新たなバイヤー層にも支持が広がっている。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されている。
10月8日の他の記念日
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- ドーピング0の日
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- 地熱発電の日
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10月8日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
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