はらこめしの日 (記念日 10月8日)
- 日付
- 10月8日(「は(8)らこ」の語呂合わせ等)
- 発祥地
- 宮城県亘理町荒浜地区
- 記念日制定年
- 2016年
- 推進条例施行
- 2019年(亘理町「はらこめし推進条例」)
- 主な食材
- 秋鮭・いくら(はらこ)・新米
- 歴史的背景
- 伊達政宗が亘理町視察時に献上された
江戸時代、仙台藩初代藩主の伊達政宗が宮城県亘理町を訪れた際、地元の人々が歓待の気持ちを込めて鮭といくらを使った炊き込みご飯を献上したところ、政宗はその味に感嘆したと伝えられています。この料理が「はらこめし」で、数百年を経た今も亘理町を代表する郷土料理として知られています。
「はらこ」とは、この地方でいくら(鮭の卵)を指す言葉です。鮭の腹の中にいる子、すなわち「腹子(はらこ)」がそのまま名前になりました。料理の作り方は、薄口醤油・日本酒・砂糖を合わせたタレで秋鮭のアラを煮込み、その煮汁でご飯を炊き上げ、炊き上がったご飯の上にたっぷりのいくらをのせるというものです。鮭の旨味を吸い込んだご飯と、熱によって半生状になったいくらのとろりとした食感が特徴とされています。店によって煮汁の配合や生いくらをそのまま乗せるかどうかに違いがあり、各店の個性が味に表れています。
10月8日が「はらこめしの日」とされたのには、二つの理由があります。10月は阿武隈川で鮭漁が解禁となる時期で、はらこめしの食材となる秋鮭が獲れ始める季節にあたります。8日は「は(8)らこ」の語呂合わせに加え、いくらの粒を縦に並べると数字の「8」の形に似ていることも由来とされています。
記念日は2016年に制定されました。その後、亘理町では2019年に「はらこめし推進条例」が施行されており、行政レベルでこの郷土料理を地域の資産として守り広める取り組みが続いています。亘理町荒浜地区の飲食店が加盟する「荒浜はらこめし会」が普及活動を担ってきており、週末には県内外から訪れる客で行列ができる店も出るほど人気が定着しています。
農林水産省は「うちの郷土料理」としてはらこ飯を取り上げており、宮城県を代表する食文化として全国に発信しています。秋鮭の水揚げが始まる10月から11月にかけてが旬の季節とされ、この時期を目当てに亘理町を訪れる人は少なくありません。
10月8日の他の記念日
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10月8日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
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