塾の日 (記念日 10月9日)

塾の日
制定年
1989年(平成元年)
制定者
公益社団法人 全国学習塾協会(JJA)
日付の由来
「じゅ(10)く(9)」の語呂合わせ
JJA設立年
1988年(昭和63年)
業界市場規模
約5,800億円(2023年売上高)
塾の倒産件数
45件(2023年、過去20年最多)

日本の子どもたちの約半数が通っているとされる学習塾。少子化が進む現代でも市場規模は拡大を続け、2023年の売上高は約5,800億円に達しています。その学習塾の健全な発展と社会的信頼の確立を目的に、10月9日は「塾の日」として定められています。

制定したのは公益社団法人・全国学習塾協会(JJA)です。1989年(平成元年)に制定されたこの記念日は、「じゅ(10)く(9)」という語呂合わせを日付に採用しています。JJAは1988年(昭和63年)に設立された、学習塾業界唯一の公益社団法人であり、指導者認定制度や学習塾の認定制度など、業界の質向上に向けた取り組みを長年にわたって推進してきました。

学習塾の歴史は古く、江戸時代の「寺子屋」に源流を求める説もありますが、現代的な学習塾が急速に広まったのは高度経済成長期から1980年代にかけてのことです。受験競争の激化とともに需要が高まり、塾は単なる補習機関にとどまらず、進学指導の中核を担う教育機関として定着していきました。一方で、無届け営業や不適切な勧誘など、業界への不信感を生む問題も表面化していたため、JJAは業界団体として自浄と信頼回復を使命に掲げてきました。

「塾の日」はそうした背景のもとで生まれた記念日です。質的向上と正しい認識の普及を目的とした制定の趣旨は、設立当初から変わっていません。近年は大手塾による市場寡占が進む一方、2023年には学習塾の倒産件数が過去20年で最多の45件を記録するなど、中小規模の塾を取り巻く環境は厳しさを増しています。AIを活用した個別最適化学習や、オンライン指導の普及といった変化への対応も、業界全体の課題となっています。

子どもの学びを支える場として、学習塾への期待は依然として大きいものがあります。10月9日の「塾の日」は、塾の役割を社会全体で改めて考える機会として、今も意義を持ち続けています。

10月9日のカレンダー情報

六曜 赤口
吉日 大明日、月徳日
月齢 28.0

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)