糖尿病とこころの日 (記念日 10月9日)
- 制定組織
- 糖尿病とこころ研究会
- 事務局所在地
- 島根県出雲市
- 日付の由来
- 「糖(10)尿病とここ(9)ろ」の語呂合わせ
- うつ病併発率
- 糖尿病患者の約9〜20%(非患者の約2倍)
- 記念日認定
- 一般社団法人・日本記念日協会
- 研究会の特徴
- 糖尿病専門医・精神科医・看護師・栄養士が参加
糖尿病患者がうつ病を併発する割合は9〜20%とされており、糖尿病のない人と比べておよそ2倍の頻度に上ります。さらに、うつ症状があるとみられる患者まで含めると約31%に達するという報告もあります。10月9日は「糖尿病とこころの日」として、島根県出雲市に事務局を置く糖尿病とこころ研究会が制定した記念日であり、糖尿病と患者の心理的側面をともに考える機会として位置づけられています。
日付は「糖(10)尿病とここ(9)ろ」の語呂合わせに由来します。糖尿病の専門医と精神科医を中心に、看護師・栄養士など治療に関わるスタッフが参加し、糖尿病患者の心理へのアプローチを研究・情報交換する場として研究会は機能しています。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。
糖尿病とうつ病の関係は双方向に作用します。うつ病によって食欲変化や活動量の低下が起こり、体重増加やインスリン抵抗性の悪化につながります。一方、血糖管理の負担や慢性的な疲労感、合併症への不安がうつ状態を引き起こすこともあります。海外の報告では、2型糖尿病患者がうつ病を併発するリスクが糖尿病のない人より約15%高く、逆にうつ病患者が2型糖尿病を発症するリスクは約60%高いとされています。
うつ状態にある患者は服薬の継続や食事・運動療法の実践が困難になりやすく、血糖コントロールの悪化を招きやすくなります。厚生労働省の「e-ヘルスネット」によると、うつ病を併発した糖尿病患者では死亡率が1.6倍、医療費が4.5倍に膨らむとされています。こうした状況から、糖尿病の治療現場では身体管理と並行して心理的サポートの必要性が高まっており、専門診療科の垣根を越えた多職種連携の重要性が指摘されています。「糖尿病とこころの日」は、患者本人だけでなく医療従事者が心理的アプローチを改めて見直す機会として設けられています。
10月9日の他の記念日
10月9日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)