コロンブス・デー (記念日 10月12日、毎月第2月曜日、10月第2月曜日)
- 新大陸到達日
- 1492年10月12日
- アメリカの祝日
- 10月の第2月曜日
- スペインの祝日
- イスパニア・デー(10月12日)
- 月曜移動の法律
- 月曜休日統一法(1970年施行)
- コロンブスの出身
- イタリア・ジェノヴァ
- 支援国
- スペイン王室
1492年10月12日、クリストファー・コロンブスが率いるスペイン船隊が新大陸アメリカに到達しました。ジェノヴァ生まれのコロンブスは、地球が球体であるという認識をもとに、西回りの航路でアジアに到達できると確信していました。マルコ・ポーロの『東方見聞録』に描かれた黄金の国・ジパング(日本)やインドを目指し、スペイン王室の支援を受けて大西洋を横断したのです。到達した最初の島はカリブ海のサン・サルバドル島でしたが、コロンブスは死ぬまでそこがインドの一部だと信じ続けました。「インディアン」という言葉がアメリカ先住民を指す呼称として残ったのは、その誤解に由来しています。彼がたどり着いた地が「新大陸」だと世界に示したのは、後にアメリカ大陸に名前を与えたアメリゴ・ヴェスプッチでした。
この歴史的な到達を記念する「コロンブス・デー」(Columbus Day)は、アメリカで長く10月12日に祝われてきました。しかし1970年(昭和45年)の月曜休日統一法の施行により、10月の第2月曜日に変更されています。当日は多くの銀行、郵政公社、債券市場などが定休となり、学校や企業も休みになる場合があります。
一方、スペインでは同じ10月12日が「イスパニア・デー」(Fiesta Nacional de España)として国民の祝日になっています。コロンブスの航海はスペイン王室の資金援助によって実現したものであり、その後の中南米植民地建設の出発点でもありました。首都マドリードでは毎年、国王臨席のもと伝統的な軍事パレードが行われています。
近年、コロンブス・デーをめぐる評価は大きく変わっています。アメリカ先住民の人々にとって、コロンブスの到来は侵略と植民地化の始まりであるとして、「先住民の日」(Indigenous Peoples’ Day)に改称する州や自治体が増えています。歴史的な「発見」を祝う日が、誰の視点から歴史を見るかを問い直す機会になっているのです。
参考リンク
10月12日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)