アイメイト・デー、盲導犬の日 (記念日 10月10日)

アイメイト・デー、盲導犬の日
記念日制定年
1972年(昭和47年)
制定者
東京盲導犬協会(現・公益財団法人アイメイト協会)
由来となった日
1971年10月10日、東京都から財団法人認可
国産盲導犬第1号
チャンピイ(1957年、シェパード犬)
創設者
塩屋賢一(「盲導犬の父」と称される)
累計ペア数
1400組以上(2020年代時点)

1957年夏、東京で一頭のシェパード犬が日本の街を歩き始めました。名前はチャンピイ。訓練士・塩屋賢一と視覚障害者の河相洌が一体となって歩行指導を修了し、日本国産盲導犬の第1号として誕生した犬です。その塩屋が設立した東京盲導犬協会が1971年(昭和46年)10月10日に東京都から財団法人として認可を受け、翌1972年(昭和47年)、この日を「アイメイト・デー(盲導犬の日)」として制定しました。

「アイメイト」という名称は塩屋賢一が考え出した独自の呼び名です。「目(EYE)」「私(I)」「愛」の三つの意味を持つ「アイ」に、英語で仲間を意味する「メイト」を組み合わせています。単なる補助器具ではなく、視覚障害者と対等に歩む存在であるという思想が、この言葉に込められています。協会は1989年に「アイメイト協会」へ名称を改め、2011年には公益財団法人へ移行しました。

塩屋賢一は盲学校教師として働くうちに、視覚障害者が自立して街を歩けるようにするには盲導犬が不可欠だと確信し、1948年から独自に研究を始めました。1950年には自宅に「日本盲導犬学校」を開設。当時は盲導犬の訓練に関する国内の資料もほとんどなく、海外の文献を取り寄せながら手探りでノウハウを積み重ねていきました。盲導犬の訓練が確立されれば視覚障害者は介助者なしで外出できるようになる——その確信が塩屋を突き動かし、研究開始から7年後にチャンピイが誕生しました。チャンピイと河相が街を歩く姿は当時の人々に大きな驚きを与え、日本における盲導犬訓練の可能性を広く示しました。塩屋は後に「盲導犬の父」と呼ばれ、2010年に88歳で亡くなるまで訓練と研究を続けました。

東京・練馬区に拠点を置くアイメイト協会では、これまでに累計1400組以上のペアを送り出しています。毎年10月10日のアイメイト・デーは、盲導犬と視覚障害者への理解を広める機会として位置づけられています。

10月10日の他の記念日

10月10日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 母倉日、巳の日
月齢 29.0

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)