冷凍めんの日 (記念日 10月10日)

冷凍めんの日
制定年
2001年(平成13年)
制定者
日本冷凍めん協議会(現:日本冷凍めん協会)
日付の由来
「れい(0)とう(10)」の語呂合わせ
認定機関
一般社団法人 日本記念日協会
市場規模(2022年)
約949億円(冷凍食品全体の約12%)
品目別シェア(茹でめん)
うどん約49%・スパゲッティ約28%・ラーメン約19%

冷凍めんの市場規模は、2022年時点で約949億円に達しています。これは冷凍食品全体の約12%を占める規模です。昭和30年代に「生めんをそのまま冷凍する」という形で産声を上げた冷凍めんが、半世紀ほどのあいだにここまで成長した背景には、製造技術の根本的な転換があります。

転機となったのは1970年代に確立された「茹でめん冷凍」の技術です。それまでの冷凍生めんは解凍後にゆでる手間が必要でしたが、あらかじめゆで上げた状態を急速冷凍することで、電子レンジやお湯をかけるだけで食べられる手軽さが実現しました。急速冷凍の肝は水分量の維持にあります。ゆで上げ直後の麺は外側が水分約80%、中心部が約50%という状態にあり、これを素早く凍らせることで氷の結晶が大きく成長する前に固定できます。結晶が粗くなると細胞膜が傷つき、解凍後にべちゃっとした食感になってしまいます。急速冷凍はこの劣化を防ぐための技術です。

1974年に加ト吉(現テーブルマーク)が業務用冷凍うどんで市場参入し、その後1980年の東洋水産、1986年の日清食品・明星食品と大手メーカーが相次いで追随しました。家庭用への普及が加速したのは2000年代以降で、スーパーの冷凍食品コーナーに「5食入り冷凍うどん」が定番商品として並ぶようになりました。品目別のシェアでは、うどんが全体の約49%、スパゲッティが約28%、ラーメンが約19%を占めています。うどんがトップを占める理由の一つは、小麦でんぷんの性質が冷凍・解凍のサイクルと相性が良く、もちもちした食感を再現しやすいためとされています。

日本冷凍めん協議会(現:日本冷凍めん協会)が制定した「冷凍めんの日」は毎年10月10日です。「れい(0)とう(10)」の語呂合わせに由来しており、2001年(平成13年)の制定で日本記念日協会に認定・登録されています。冷凍めんが「手軽だが味は妥協」というイメージから「本格的な味をいつでも」という価値へと変わったのは、急速冷凍をはじめとする技術の蓄積があってこそです。

10月10日の他の記念日

10月10日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 母倉日、巳の日
月齢 29.0

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)