LPG車の日 (記念日 10月10日)

LPG車の日
日付の由来
1964年東京五輪の聖火がLPガスで点火された
制定者
LPガス自動車普及促進協議会・LPガス協会
国内普及台数
約17万台(大部分が業務用)
タクシーでの比率
タクシー全体の約8割がLPG車
CO2削減効果
ガソリン車比6〜13%、ディーゼル車比7%削減

1964年10月10日、東京オリンピックの開会式で国立競技場の聖火台に火が灯された。あの炎を燃やし続けたのは、LPガス(プロパンガス)でした。この歴史的な場面にちなんで、10月10日は「LPG車の日」に制定されています。LPガス自動車普及促進協議会と一般社団法人LPガス協会が制定し、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。

LPG車とは、液化石油ガス(LPG)を燃料とする自動車のことです。日本では現在約17万台が普及しており、そのうち大部分はタクシーやトラックなどの業務用車両です。街中を走るタクシーのおよそ8割がLPG車というデータもあり、私たちは気づかないうちに日常的にお世話になっています。

環境性能の高さがLPG車の最大の強みです。燃焼時のCO2排出係数はガソリン車より約6〜13%、ディーゼル車より約7%少ないとされています。さらに、大気汚染の原因となる窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)、浮遊性粒子状物質(SPM)もほとんど排出しません。都市部の大気環境を守る観点から、タクシー業界でいち早く普及が進んだ背景にはこうした環境優位性があります。

燃料コストの安さも見逃せないポイントです。LPガスの販売価格はガソリンより安く、1日に数百キロを走行する業務用車両にとってはランニングコストの大幅な削減につながります。一方で、燃料補給できるオートガスステーション(LPガススタンド)が限られているため一般乗用車への普及はなかなか進まないのが現状です。東京オリンピックの聖火という、日本人の記憶に深く刻まれた場面がこの記念日の由来になっているのは、LPガスの歴史においても象徴的です。高度経済成長期に家庭や産業の燃料として普及したLPガスが、スポーツの祭典の舞台でも存在感を示した瞬間でした。10月10日という日付は、その輝きを現代に伝えています。

10月10日の他の記念日

10月10日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 母倉日、巳の日
月齢 29.0

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)