ワンカップの日 (記念日 10月10日)

ワンカップの日
発売日
1964年10月10日(東京オリンピック開会式の日)
製造販売元
大関株式会社(兵庫県西宮市)
年間販売1億本達成
1979年(昭和54年)
累計出荷本数
約45億本
カップ酒市場シェア
約4割
記念日認定機関
一般社団法人 日本記念日協会

世界で初めて誕生したカップ酒、「ワンカップ大関」が発売されたのは1964年10月10日のことです。東京オリンピックの開会式と同じ日という、これ以上ないタイミングでのデビューでした。

当時、日本酒はガラス瓶や陶器の徳利に入って販売されるのが当たり前で、外出先や行楽地で手軽に飲める形態はほとんどありませんでした。そこに目をつけたのが大関の十代長部文次郎社長です。「コップをそのまま酒の容器にして、メーカー名入りのラベルをつけて売り出す」という発想から開発がスタートしました。オリンピック開催で全国から人が集まり、新幹線や高速道路の整備も進むなか、旅先や移動中にそのまま飲めるカップ酒はまさに時代が求める商品でした。デザインは東京芸術大学と女子美術大学の協力を得て仕上げられ、青地に白抜きの「ONE CUP」の文字は60年以上経った現在もほぼ変わっていません。

商品名については、当初「ワンコップ」にする案もありましたが、当時の東京に「ワンコップスタンド」という立ち飲み屋があったため、安酒のイメージがつくことを懸念して「ワンカップ」に決まったといいます。小さなネーミングの判断が、後の国民的ブランドの印象を左右したといえる裏話です。

1979年には年間販売本数が1億本を突破。ピーク時の1993年度には年間1億3,000万本以上を記録し、累計出荷本数は約45億本にのぼります。カップ酒市場でのシェアは今もおよそ4割を維持しています。

10月10日の「ワンカップの日」は、この発売日にちなんで大関株式会社が制定し、日本記念日協会により認定・登録されました。なお「ワンカップ」は大関株式会社の商標登録であり、ほかのメーカーが販売するカップ入り日本酒は「カップ酒」と呼ばれます。

10月10日の他の記念日

10月10日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 母倉日、巳の日
月齢 29.0

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)