LPガスの日 (記念日 10月10日)

LPガスの日
記念日の日付
10月10日
由来となった出来事
1964年東京オリンピックの聖火台への使用
語呂合わせ
「ジュー(10)ジュー(10)」(調理時の音)
国内利用世帯数
約2,400万世帯
制定団体
一般社団法人・全国LPガス協会
認定機関
一般社団法人・日本記念日協会

1964年(昭和39年)10月10日、東京オリンピックの開会式で国立競技場の聖火台に火が灯されました。その炎を支えた燃料がLPガス(液化石油ガス)です。日本中がテレビの前に集まったあの歴史的な場面の裏側で、LPガスが静かに重要な役割を果たしていました。「LPガスの日」は、この出来事と「ジュー(10)ジュー(10)」という語呂合わせを由来に10月10日と定められ、一般社団法人・全国LPガス協会が制定しました。

LPガスは、プロパンやブタンを主成分とする液化石油ガスの総称です。常温・常圧では気体ですが、圧力を加えることで液体になるため、ボンベやタンクに充填して運搬・保管できます。この「どこでも届けられる」という特性が、ガス管のインフラが整っていない地方や山間部でも広く使われてきた理由です。現在、日本全国でおよそ2,400万世帯がLPガスを利用しており、都市ガスと並ぶ主要なガスエネルギーとして日常生活に根ざしています。LPガスの日本への本格的な普及は1950年代後半から始まりました。1961年には初めてLPガスの輸入が行われ、供給量が拡大。高度経済成長期の家庭に急速に浸透し、1964年の東京オリンピックはその普及を社会的に象徴する出来事となりました。聖火台への使用は、LPガスが「安全で安定したエネルギー」として広く認知されるきっかけにもなりました。

近年、LPガスは環境面からも再評価されています。石炭や石油と比べて燃焼時の二酸化炭素排出量が少ないクリーンエネルギーとして注目されており、カーボンニュートラルに向けた取り組みの中でも活用が期待されています。また、災害時にはボンベ単位で供給できる自立分散型エネルギーとして、ライフラインの早期復旧に強みを発揮することでも知られています。

全国LPガス協会が制定した「LPガスの日」は、LPガスのさらなる普及と促進を図る目的で設けられ、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。身近なエネルギーとして使われながら、その歴史や特性を改めて知ることで、LPガスへの理解がより深まります。

10月10日の他の記念日

10月10日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 母倉日、巳の日
月齢 29.0

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)