紀文・いいおでんの日 (記念日 10月10日)

紀文・いいおでんの日
制定年
2016年(平成28年)
制定者
株式会社紀文食品
認定機関
一般社団法人・日本記念日協会
日付の由来
「1・1・0・0」→「いいおでん」の語呂合わせ
紀文食品創業
1938年(昭和13年)
関連記念日
おでんの日(2月22日)

10月10日を「1・1・0・0」と並べ替えると「い(1)い(1)お(0)でん(0)」と読めることに気づいた人は、なかなかのおでん好きかもしれません。この語呂合わせと、10月がおでんの本格的なシーズンに入る時期であることを組み合わせ、「紀文・いいおでんの日」は生まれました。制定したのは、はんぺんやさつま揚げ、ちくわなど数多くのおでん種を製造・販売する株式会社紀文食品で、2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。

紀文食品は1938年(昭和13年)創業。もともと海産物の卸売業からスタートし、戦後に水産練り製品の製造へと軸足を移しました。当時おでんの具(たね)は市場でバラ売りするのが当たり前でしたが、昭和30年代に入ると紀文は業界に先駆けてパッケージ化に取り組みます。はんぺん特有のやわらかさを損なわずに袋詰めする技術は特に難航したといいますが、このパッケージ化がおでん種を家庭の食卓へ広める大きなきっかけとなりました。1968年にはレトルト殺菌による「即席おでん」の自社生産も開始し、手軽に楽しめるおでんの定着に貢献してきた会社です。

おでん自体のルーツをたどると、江戸時代の「田楽」にたどり着きます。豆腐を串に刺してみそを塗った料理を宮中の女性たちが「お田楽」と呼んでいたのがなまって「おでん」になったとする説が有力で、当時は屋台で売られるファストフード的な存在でした。煮込んだ具をだし汁で味わう現在のスタイルが広まったのは明治以降、さらに大根・玉子・練りものを組み合わせる今の形は昭和期に定着したものです。紀文の歩みはこの昭和の「おでん家庭料理化」の時代とぴたりと重なっています。

なお、おでんにまつわる記念日はこの日だけではありません。アツアツのおでんを「ふーふーふー」と息を吹きかけて冷ます様子から「2(ふー)2(ふー)2(ふー)」と読む語呂合わせで、2月22日は「おでんの日」とされています。寒い季節の始まりと終わりに、それぞれおでんの記念日があるのはなかなか粋な巡り合わせです。

10月10日の他の記念日

10月10日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 母倉日、巳の日
月齢 29.0

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)