産後リカバリーの日 (記念日 10月10日)

産後リカバリーの日
制定者
一般社団法人・日本リカバリー協会
認定
2023年(令和5年)、一般社団法人・日本記念日協会
日付の由来
妊娠期間を表す「十月十日(とつきとおか)」に由来
産後リカバリープロジェクト発足
2022年(令和4年)11月28日
産後に疲れを感じる割合
産後女性の91.9%(産後リカバリー白書2023より)
協会所在地
神奈川県厚木市

産後の女性の91.9%が「疲れている」と感じている——。一般社団法人日本リカバリー協会が2023年に公表した「産後リカバリー白書2023」が示したこの数字は、出産後の心身の疲弊がいかに広く、深刻であるかを端的に物語っています。10月10日は、その産後のリカバリーに目を向ける「産後リカバリーの日」です。

日付の由来は、妊娠期間を表す言葉「十月十日(とつきとおか)」にあります。妊娠から出産までに要するのと同じくらいの時間、すなわち約10ヶ月もの期間を、産後の心と体の回復にも充てる必要があるという考え方が根底にあります。出産は身体への大きな負荷であり、子宮が元の大きさに戻るだけでも産後6〜8週間かかるとされています。しかし現実には、その回復期間が十分に確保されないまま、育児・家事・仕事復帰へと移行するケースが少なくありません。

この記念日を制定したのは、神奈川県厚木市に拠点を置く一般社団法人・日本リカバリー協会です。同協会は「積極的な休養=リカバリー」という考え方を社会に広める活動を行っており、2022年11月28日には「産後リカバリープロジェクト」を発足させました。産後という人生のターニングポイントに正しいヘルスケア知識を届け、日本人の生涯にわたる健康やQOL(Quality of Life)の向上につなげることを目的としています。記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。

産後リカバリー白書2023によると、産後女性のストレス指標も深刻で、高ストレス者は16.6%、高ストレス予備軍は27.0%にのぼります。産後のお母さんが直面するのは身体的な消耗だけではなく、睡眠不足・ホルモン変動・育児不安が重なる精神的な負荷でもあります。産後うつのリスクは出産後数週間から数ヶ月にかけて特に高まるとされており、早期からのサポートが回復の鍵を握ります。

「産後リカバリーの日」が訴えるのは、お母さん自身が自分の心と体をいたわることの大切さと、家族や周囲の人・社会全体が産後の疲労に目を向けることの必要性です。育児は家族で担うものであり、産後のリカバリーもまた個人の努力だけに委ねるべき問題ではありません。10月10日は、その認識を広めるための一つのきっかけとなる日です。

10月10日の他の記念日

10月10日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 母倉日、巳の日
月齢 29.0

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)