国際ガールズ・デー (記念日 10月11日)
- 正式名称
- International Day of the Girl Child
- 制定
- 2011年12月、国連総会
- 初回開催
- 2012年10月11日
- 学校に通えない女の子
- 約1億2,200万人(2024年時点)
- 早婚の現状
- 毎日4万1,000人以上が18歳未満で結婚
- 主管機関
- 国連(United Nations)
世界では毎日4万1,000人以上の女の子が18歳未満で結婚し、1億2,200万人が学校に通えていません。
国際ガールズ・デーは、こうした状況に世界の目を向けるために制定されました。2011年12月の国連総会で承認され、翌2012年から毎年10月11日に、女の子の人権・教育・エンパワーメントをテーマにしたイベントが世界各地で開催されています。英語の正式名称は「International Day of the Girl Child」です。
学校に通えない女の子の内訳を見ると、初等教育段階で3,400万人、中等教育段階で8,700万人にのぼります。特に紛争や政情不安の影響を受けた地域では、女の子が男の子に比べて2.5倍も不就学になりやすく、中等教育では約90%も高い確率で学校を離れています。背景には経済的困窮だけでなく、「女の子は学校に行かなくてよい」という地域社会の価値観や慣習が根強く存在しています。
早婚も深刻な問題です。セーブ・ザ・チルドレンの報告によれば、紛争や政情不安の多い「脆弱国」と呼ばれる地域に暮らす3,600万人の女の子は、安定した国の女の子に比べて17歳未満で結婚する確率が約2倍にのぼります。早婚は学業の中断や早期妊娠、家庭内暴力へのリスクと直結しており、貧困の連鎖を生む要因の一つとされています。
国際ガールズ・デーが掲げる「エンパワーメント」とは、女の子一人ひとりが社会に参加し、自らの人生を選択できる力をつけることを指します。ユニセフやプラン・インターナショナルをはじめとする国際機関・NGOは、奨学金提供や教員育成、コミュニティへの啓発活動を通じて女子教育の普及を支援しています。日本でも、ガールスカウト日本連盟などがこの日に合わせたキャンペーンを実施しています。
2025年のテーマは「Girls’ Vision for the Future(女の子たちが描く未来)」です。国連は、女の子たちが将来の労働者・起業家・政治指導者として世界を変える担い手であると位置づけており、この記念日は単なる啓発日にとどまらず、具体的な政策立案と投資を各国に促す機会となっています。
参考リンク
10月11日の他の記念日
10月11日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)