演ジャズの日 (記念日 10月15日)

演ジャズの日
記念日
10月15日
制定年
2017年(平成29年)
制定者
浦部晃氏(浦部演ジャズメンバーズ)
発祥イベント地
兵庫県明石市
認定機関
一般社団法人・日本記念日協会

演歌にジャズのリズムとハーモニーを重ねると、何が起きるか。哀愁を帯びたメロディーがスウィングし、こぶしが聴くビバップのグルーヴに乗る。「演ジャズ」とは、そんな化学反応から生まれた音楽ジャンルです。兵庫県神戸市で歌謡教室を開く浦部晃氏が提唱し、自らが率いる浦部演ジャズメンバーズとともに、この新しい音楽の形を世に広めてきました。演歌とジャズは、一見すると正反対の音楽に思えます。演歌は日本の情緒や郷愁を五音音階で歌い上げるもの、ジャズはアメリカ南部に生まれた即興と自由の音楽。ところが歴史をさかのぼると、両者の距離は実は近い。戦後の日本でジャズが広まった時代、多くの歌謡曲がジャズのエッセンスを吸収し、演歌の原型が形成されていきました。演ジャズはその交差点を、現代の音楽技法で意識的に再創造した試みといえます。

具体的には、演歌の名曲や新曲をジャズのコード進行やスウィングビートでアレンジし直す手法が核心にあります。長調・短調の単純な和声から複雑なテンションコードへ、四拍子の単調な刻みからシャッフルのはね感へ。編曲の妙によって、聴き慣れたはずのメロディーがまるで別の表情を見せます。演歌ファンには「こんな聴こえ方もあるのか」という発見を、ジャズファンには「こんな素材があったのか」という驚きを届けるジャンルです。

記念日の日付は、2017年(平成29年)10月15日。この日、演ジャズ発祥の地とされる兵庫県明石市で初のイベントが開催されました。その年に一般社団法人・日本記念日協会が認定・登録し、毎年10月15日は「演ジャズの日」として、より多くの人にこのジャンルを知ってもらう機会となっています。神戸・明石という、かつて外来文化が上陸した港町から生まれた演ジャズは、日本の音楽文化の重層性を体現する存在です。

10月15日のカレンダー情報

六曜 先勝
月齢 4.5

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)