老舗の日 (記念日 10月20日)
- 制定者
- スターマーク株式会社(老舗通販.net 運営)
- 日付の由来
- 恵比寿講(えびすこう)の日にちなむ
- 認定機関
- 一般社団法人 日本記念日協会
- 日本の創業100年超え企業数
- 約3万3000社(世界全体の約41%)
- 日本の創業200年超え企業数
- 約1388社(世界全体の約65%)
- 世界最古の企業(日本)
- 金剛組(578年創業・宮大工)
世界の創業100年以上の企業を国別に集計すると、日本は約3万3000社で全体の約4割を占め、2位の米国を大きく引き離して断然トップに立っています。創業200年以上の企業に絞っても日本が世界の65%超を占めており、これほど老舗が生き続ける国は地球上に他にありません。「老舗の日」は、そんな日本固有の文化を改めて見直そうという思いから生まれた記念日です。
制定したのは、老舗の商品を専門に扱う通販サイト「老舗通販.net」を運営するスターマーク株式会社です。日本記念日協会により認定・登録されています。日付は、商売の神様として知られる恵比寿様(恵比須様)を祀る行事「恵比寿講(えびすこう)」の日にちなんでいます。恵比寿講は旧暦10月に出雲へ赴かない「留守神」とされたえびす神を祀る民間行事で、主に10月20日や11月20日に全国各地で催されてきました。江戸時代には商家を中心に広く行われ、豊作・大漁・商売繁盛を願うその風習は現在も続いています。
日本に老舗が多い背景には、いくつかの要因が指摘されています。まず「のれん」を守ることへの強い倫理観があります。屋号や家業を次世代へ引き継ぐことを至上命題とする経営観は、短期的な利益よりも長期的な信用を優先させてきました。また、実子に後継者がいない場合でも婿養子や番頭から後継者を選ぶ柔軟な家督の仕組みが、家業の断絶を防いできたと言われています。
老舗企業の具体例として、奈良県の金剛組は578年創業とされ、世界最古の企業として知られています。創業から1400年以上を経た現在も宮大工として寺社の建築・修繕を手がけており、その技術は現役です。また、京都の西陣織や京友禅の染色工房、醤油・味噌の老舗醸造元など、地域の産業文化と一体化した老舗も各地に残っています。こうした企業群が「老舗通販.net」のような専門チャンネルを通じて全国の消費者へ商品を届けることは、老舗が持つ技術と物語を次世代へつなぐ一端を担っています。
「老舗の日」を機に、日常的に使っているしょうゆ、菓子、織物などが何代にもわたって守られてきた技の結晶であることを意識してみると、ふだんの買い物の風景がすこし違って見えるかもしれません。
参考リンク
10月20日の他の記念日
10月20日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)