はっかない恋デー (記念日 10月20日)

はっかない恋デー
制定者
まちづくりプランニング(北海道北見市)
記念日認定年
2015年(平成27年)
北見ハッカの最盛期
昭和13〜14年、世界シェア70%以上
最盛期の生産量
栽培面積2万1,000ha・精油780トン
ハッカ工場閉鎖
1983年
日付の由来
10月=神無月+20日=「はっかない」の語呂合わせ

かつて世界のハッカ生産量の70%以上を占めていた町が、北海道北見市です。昭和13〜14年(1938〜1939年)には栽培面積2万1,000ヘクタール、精油生産量780トンという規模を誇り、「ハッカ王国」と呼ばれていました。

しかし、その栄光は長くは続きませんでした。1940年に戦時統制で栽培が7割強制減反され、戦後はブラジル産など外国製品に押されるように。1960年代には合成ハッカが登場し、天然ハッカの需要は急速に縮小していきます。1971年の輸入自由化でとどめを刺される形となり、1983年には北見のハッカ工場が閉鎖されました。最盛期に世界シェアの70%以上を握っていた産業が、わずか数十年で姿を消したのです。現在、国内で天然ハッカを生産しているのは同じ網走管内の滝上町のみで、わずか10ヘクタールほどです。

そんな「ハッカが無い」北見市で生まれたのが「はっかない恋デー」です。制定したのは地元の「まちづくりプランニング」。「ハッカが無い」を「はかない」にかけ、はかない恋に悩む人の背中を押しながら、かつてのハッカ王国の記憶をまちづくりに活かすことを目的としています。

日付の10月20日には、二重の意味が込められています。10月は精油の製造時期であり、神話上では縁結びの神々が出雲に集まる「神無月」にあたります。つまり恋の神様がいない月。そこに「はっか(20日=はつか)ない」という語呂合わせを重ねた、なんとも北見らしい発想の日付です。

記念日は2015年(平成27年)に一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されました。ハッカ記念館や薄荷蒸溜館など、往時を偲ぶ施設が残る北見市で、10月20日にはかない恋の話に耳を傾けてみるのも一興です。

参考リンク

10月20日のカレンダー情報

六曜 赤口
吉日 神吉日、天恩日
月齢 9.5

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)