床ずれ予防の日 (記念日 10月20日)
- 制定者
- 一般社団法人・日本褥瘡学会
- 認定年
- 2016年(平成28年)
- 認定機関
- 一般社団法人・日本記念日協会
- 日付の由来
- 「床(10)ずれ(20)」の語呂合わせ
- 医学的名称
- 褥瘡(じょくそう)
- 主な発症要因
- 長時間の圧迫・低栄養・加齢など
長時間同じ姿勢でいると、体重がかかった部分の皮膚や皮下組織が圧迫され、血流が途絶えてしまいます。これが「床ずれ」、医学的には「褥瘡(じょくそう)」と呼ばれる創傷です。寝たきりや車椅子を使う方に多く発生しますが、症状が進むと皮膚の表面にとどまらず、筋肉や骨に達するほどの深い組織損傷に至ることもあります。日本では在宅・施設を合わせて褥瘡を抱える患者が数十万人規模に上るとされており、高齢化が進む中でその予防は介護・医療の現場における重要な課題となっています。
10月20日は「床ずれ予防の日」です。「床(10)ずれ(20)」の語呂合わせに由来します。
この記念日を制定したのは一般社団法人・日本褥瘡学会で、褥瘡に対する正しい知識の普及と適切な予防・管理を広めることを目的としています。2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。日本褥瘡学会は専門的な診療指針の策定や医療従事者向けの教育活動を行ってきた学術団体で、同学会が推進する「褥瘡予防・管理ガイドライン」は医療・介護の現場で広く参照されています。
褥瘡が生じる原因は外的な因子と内的な因子の二つに分けられます。外的因子は皮膚への長時間の圧力や摩擦・ずれ、内的因子は加齢による皮膚の脆弱化、低栄養状態、麻痺などです。これらが重なるほど発症リスクは高まります。予防の基本は圧力の分散・軽減で、体圧分散マットレスや特殊クッションの活用、定期的な体位変換が有効です。体位変換は2時間おきが目安とされており、寝返りが自力でできない方には介助が必要です。皮膚を清潔に保つこと、脱水を防ぎ十分なたんぱく質やビタミンを摂る栄養管理も欠かせない対策であり、自宅での介護においても実践できる具体的な手段です。
参考リンク
10月20日の他の記念日
10月20日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)