禅寺丸柿の日 (記念日 10月21日)

禅寺丸柿の日
発見時期
鎌倉時代前期(約800年前)
発見場所
神奈川県川崎市麻生区・王禅寺
明治天皇への献上年
1909年(明治42年)
登録記念物登録年
2007年(平成19年)
麻生区の区の木制定
2012年(平成24年)10月21日
PRキャラクター
かきまるくん

日本最古の甘柿とされる「禅寺丸柿(ぜんじまるがき)」が発見されたのは、今から約800年前の鎌倉時代前期のことです。神奈川県川崎市麻生区にある王禅寺の境内で見つかったこの柿は、渋柿が主流だった時代に自然に甘く実る品種として珍重され、やがて各地へと広まっていきました。その名前の由来は発見地そのままで、「王禅寺の丸い柿」という意味を持ちます。禅寺丸柿の普及はこの地域の地名にまで影響を与え、明治時代には神奈川県に「柿が生まれた村」として柿生村(かきおむら)が存在しました。1939年(昭和14年)に川崎市へ編入されて村はなくなりましたが、小田急線の柿生駅にその名が今も刻まれています。

格式という点でも禅寺丸柿の歴史は深く、1909年(明治42年)には明治天皇に献上されています。さらに2007年(平成19年)には文化財保護法に基づく登録記念物として登録され、法的な保護措置のもとに置かれることになりました。

「禅寺丸柿の日」は、神奈川県川崎市麻生区の麻生観光協会が制定した記念日で、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されています。日付の10月21日は、2012年(平成24年)のこの日に麻生区が区制30周年を迎えたことを記念した「禅寺丸柿サミット」が開催され、禅寺丸柿が麻生区の「区の木」に制定されたことに由来します。

現在、禅寺丸柿のPR活動の先頭に立つのが、ゆるキャラの「かきまるくん」です。麻生観光協会を中心に、柿生禅寺丸柿保存会や川崎市が連携して着ぐるみを制作し、各地のイベントに参加しています。800年の歴史を持つ甘柿を、現代の地域活性化につなげる試みは、伝統と現代のユニークな接点といえます。

参考リンク

10月21日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 天恩日
月齢 10.5

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)