絹婚記念日 (記念日 10月22日)

絹婚記念日
対象
結婚12年目(結婚12周年)の夫婦
制定
1995年(平成7年)、日本ネクタイ組合連合会・日本スカーフ協会
別名
絹婚式(Silk Wedding)、麻婚式
定番ギフト
ネクタイ、スカーフ、ショール、パジャマ、枕カバーなどの絹製品
繭1個の糸の長さ
約800〜1,200メートル
国内最大の産地
京都府丹後地方(全国シェア約70%)

絹は、カイコの繭から引き出した天然のタンパク質繊維だ。しなやかな肌触りと光沢から「繊維の女王」と呼ばれる。

そんな絹の魅力にちなんだのが「絹婚記念日」。日本ネクタイ組合連合会と日本スカーフ協会が1995年(平成7年)に制定した記念日で、ネクタイやスカーフをはじめとする絹製品をPRするとともに、結婚12年目を迎える夫婦に絹製品のプレゼントを贈ることを呼び掛けている。

結婚12周年を祝う「絹婚式(きぬこんしき)」は、英語では「Silk Wedding」とも呼ばれる。10年以上という長い年月を共に歩んだ夫婦の絆が、絹のようにしなやかで強く、そして美しく輝いていることを表している。別名「麻婚式」と呼ばれることもある。

絹婚式のプレゼントといえば、シルクのネクタイやスカーフ・ショールが定番。ほかにも、ハンカチ、ブラウス、パジャマ、枕カバー、シーツ、手袋なども人気のシルクアイテムだ。日常使いできる実用的な絹製品は、特別な記念日にふさわしい贈り物として喜ばれている。

絹の原料となる繭の生産量は、日本のピーク時(1930年)には約40万トンを誇っていたが、現在は100トン程度にまで激減している。かつて1,800社以上あった国内の製糸工場は今やわずか数社。現在、国内で流通するシルク製品のうち、純国産の繭を使ったものは1%にも満たないという現実がある。絹婚記念日は、そうした日本の絹産業を見直す機会でもある。

一方、絹織物の産地として現在も存在感を放つのが京都府の丹後地方。全国の絹織物生産のおよそ70%を占める日本最大のシルク産地であり、1,300年以上の歴史を持つ。豊かな水と程よい湿度に恵まれた気候が、上質なシルク生地の生産を支えている。

絹はシルク(silk)とも呼ばれ、人の肌成分に近い18種類のアミノ酸が結合したタンパク質からできている。弱酸性であるため肌への刺激が少なく、敏感肌の人にも愛用されてきた。結婚12年目というのは、夫婦関係が安定し、より深い信頼で結ばれた時期。まさに絹のように洗練された絆を、日本の伝統素材に重ねた記念日といえる。

10月22日のカレンダー情報

六曜 友引
吉日 神吉日、大明日、母倉日、巳の日、己巳の日
月齢 11.5

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)