図鑑の日 (記念日 10月22日)

図鑑の日
日付の由来
『植物図鑑』初版発行日(1908年10月22日)
制定者
絵本と図鑑の親子ライブラリー(ビブリオ)
認定機関
一般社団法人・日本記念日協会
編集者
村越三千男(東京博物学研究会)
校訂者
牧野富太郎
発行元
北隆館/参文舎

1908年(明治41年)10月22日、日本で初めて「図鑑」という書名を冠した書籍が世に出ました。東京博物学研究会の村越三千男が編集し、植物学者・牧野富太郎が校訂を担った『植物図鑑』です。北隆館と参文舎から発行されたこの一冊が、「図鑑」という言葉の起点となりました。その初版発行日を由来として、10月22日は「図鑑の日」に制定されています。

校訂を手がけた牧野富太郎は、高知県の酒造家に生まれ、小学校を中退しながら独学で植物学を極めた人物です。生涯に約1500種の新種・変種を記載し、94歳で亡くなる直前まで研究を続けたことから「日本植物学の父」と称されています。『植物図鑑』が発行された1908年はすでに40代半ば。東京帝国大学の標本室に出入りしながら論文を発表し続けていた時期にあたります。正規の学歴を持たないまま日本の植物学を牽引したその歩みは、図鑑という形式が持つ「見て知る」という力と、どこか重なるものがあります。

明治40年代は、近代的な博物学の知識を一般に広める機運が高まっていた時代です。

「図鑑の日」を制定したのは、福岡県福岡市などでこどもの歯科医院を運営する医療法人「元気が湧く」が開設した民間図書館「絵本と図鑑の親子ライブラリー」(ビブリオ)です。言葉だけでなく絵や図形によって対象を立体的に捉える図鑑の力を広く知ってもらうこと、子どもから大人まで図鑑に親しめる環境を整えることが目的とされています。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。同ライブラリーは11月30日を「絵本の日」にも制定しており、両日にはイベントが開催されます。

10月22日のカレンダー情報

六曜 友引
吉日 神吉日、大明日、母倉日、巳の日、己巳の日
月齢 11.5

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)