マーガリンの日 (記念日 10月24日)
- 考案年
- 1869年
- 考案者
- イポリット・メージュ=ムーリエ(フランス)
- 名前の語源
- ギリシャ語で「真珠」を意味する margarite
- 日付の由来
- 考案者ムーリエの誕生日(10月24日)
- 制定者
- 日本マーガリン工業会
- 主原料
- 植物油(大豆油・なたね油・パーム油など)約60%
マーガリンの誕生は、ナポレオン3世の「バター不足を解決せよ」という命令から始まりました。1869年、フランスの化学者イポリット・メージュ=ムーリエが考案したのは、上質な牛脂に牛乳を加えて冷やし固め、バターに似せた食品。これが現在のマーガリンの原型です。当時バターは高価で庶民には手が届きにくく、代替品の開発は急務でした。そのマーガリンという名前の由来も興味深いものがあります。ギリシャ語で「真珠」を意味する「margarite」が語源で、製造の過程でできる脂の粒子が真珠の粒のように美しく見えたことから名付けられました。食品の名前が宝石から来ているというのは、なかなか珍しいケースです。
10月24日は、マーガリンを生み出したムーリエの誕生日(1817年)にあたります。この日を記念日としたのは、東京都中央区日本橋に拠点を置く日本マーガリン工業会。植物性・動物性の油脂を原料とするマーガリンの美味しさを広く知ってもらうことを目的に制定し、2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会が認定・登録しました。
現在のマーガリンの原料は、ムーリエの時代とは大きく変わっています。大豆油・なたね油・コーン油・パーム油・ヤシ油・綿実油・ひまわり油といった植物油が全体の約60%を占めるようになりました。動物性の油では魚油や豚脂・牛脂なども使われています。19世紀に牛脂から作られた食品が、今では植物油主体に進化したわけです。
バターとマーガリンの違いを簡単に整理すると、バターは牛乳から分離したクリームを練り固めたもの、マーガリンは食用油脂に水や食塩・乳化剤などを加えて乳化させたものです。風味や用途に違いはありますが、いずれもパンに塗ったり、料理や菓子作りに使われる身近な食品として食卓に定着しています。
参考リンク
10月24日の他の記念日
10月24日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)