どぶろくの日 (記念日 10月26日)
- 制定者
- 武重本家酒造株式会社(長野県佐久市茂田井)
- 制定理由
- 「ど(10)ぶ(2)ろ(6)く」の語呂合わせとどぶろくシーズン開始時期から
- 創業年
- 明治元年(1868年)
- 代表商品
- 十二六 甘酸泡楽(じゅうにろく かんさんほうらく)/10月〜3月の季節限定・予約製造
- 原材料
- 米・米こうじ・水のみ
- 別名
- もろみ酒、濁り酒(にごりざけ)、濁酒(だくしゅ)、白馬(しろうま)
白く濁り、ほのかに甘酸っぱい香りを放つどぶろくは、日本酒の原型ともいえる素朴なお酒です。もろみを絞らずそのまま飲む濁酒(だくしゅ)は、奈良時代以前から農村で醸され、田の神への供物としても重んじられてきました。現代の清酒とは一線を画す、米と麹と水だけが織りなすごくシンプルな一杯です。
10月26日は「どぶろくの日」。「ど(10)ぶ(2)ろ(6)く」という語呂合わせと、どぶろくのシーズンが始まる10月下旬という時季が重なって生まれた記念日です。制定したのは、長野県佐久市茂田井(旧・望月町茂田井)にある武重本家酒造株式会社。中山道の望月宿と芦田宿のちょうど中間に位置し、明治元年(1868年)創業の歴史ある蔵元です。「御園竹」「牧水」といった銘柄で知られ、蔵の建造物30棟は国の登録有形文化財に指定されています。
同蔵が手がけるどぶろくの名は「十二六 甘酸泡楽(じゅうにろく かんさんほうらく)」。数字の「12」と「6」で「じゅうにろく」→「どぶろく」と読ませる遊び心あるネーミングです。原材料は米・米こうじ・水のみ。麹の糖化力で米から十分な甘みを引き出し、酵母がアルコールと炭酸ガスに変換します。口に含むと米の甘み、キリリとした酸味、そして程よい炭酸の刺激が次々と押し寄せてくる、まさにサブタイトル通りの「甘酸泡楽」な味わいです。
この十二六は毎年10月から3月までの半年間、予約製造・限定出荷となる季節商品です。活性濁酒のため生きた酵母が瓶内でも動き続け、開栓時には吹き出しに注意が必要なほどの活気があります。昔ながらのどぶろくを現代の味覚に合わせてアレンジした、いわば「新しくて懐かしい一杯」といえます。そもそもどぶろくは長らく自家醸造が禁じられてきましたが、2002年の構造改革特区制度(どぶろく特区)により、農家民宿などでの製造が解禁されました。全国各地でどぶろく文化が復活しつつある今、この記念日はその魅力を改めて知ってもらうきっかけとなっています。「もろみ酒」「濁り酒(にごりざけ)」「白馬(しろうま)」など呼び名も多いどぶろく、秋の深まりとともにぜひ一度試してみてください。
10月26日の他の記念日
10月26日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)