デニムの日 (記念日 10月26日)

デニムの日
制定者
岡山デニム協同組合・児島ジーンズストリート推進協議会
記念日協会認定
2016年(平成28年)
国産ジーンズ誕生
1965年(昭和40年)、倉敷市児島
国産シェア
国産ジーンズの約4割を児島で生産
日付の由来
デ(10)ニ(2)ム(6)の語呂合わせ
ストリート規模
ジーンズストリートは約400メートル

1965年(昭和40年)、岡山県倉敷市児島のメーカー「ビッグジョン」の前身・マルオ被服が、米国から原材料を取り寄せて国産初のジーンズを製造・販売しました。それまで日本でジーンズといえば輸入品だったが、児島から本格的な国産時代の幕が開きました。この地がジーンズ産業を育てた背景には、繊維産業の長い歴史があります。江戸時代、干拓によって陸続きになった児島の土地は塩分が多く稲作に不向きだったため、塩害に強い綿花の栽培が定着しました。その綿花を原料とした帆布・足袋の生産が盛んになり、明治以降は学生服・作業服の一大産地へと発展。こうして蓄積された染色・縫製の技術基盤がジーンズ製造の土台となり、現在では国産ジーンズの約4割が児島で生産されています。染色・織布・裁断・縫製・洗い加工まで製造工程のほぼ全てが地域内で完結する一貫生産体制は国内でも稀有な体制です。職人ごとに特化した技術が集積し、仕上がりの品質と細部へのこだわりが担保されるこの仕組みこそが「岡山ジーンズ」のブランド価値を支える核心であり、欧米のデニム業界からも高い評価を受ける理由でもあります。

そのジーンズ文化を国内外に広めようと動き出したのが、岡山デニム協同組合と児島ジーンズストリート推進協議会です。両団体が共同で10月26日を「デニムの日」と制定し、2016年(平成28年)に日本記念日協会の認定を受けました。日付は「デ(ten=10)ニ(2)ム(6)」という語呂合わせによります。国産ジーンズ誕生から半世紀を超えた今も、制定の背景には産地のPR活動を継続するという強い意志があります。記念日当日には、児島ジーンズストリートの各ショップでワークショップや縫製ライブ、デニムマルシェといったイベントが催され、訪れる人がデニム産業の現場を肌で感じられる機会となっています。

児島ジーンズストリートは、旧野﨑家住宅付近から続く約400メートルの通りに地元メーカーのショップが並ぶエリアで、年間を通じて国内外から観光客が訪れます。ジーンズの試着・購入はもちろん、インディゴ染めや刺繍などの体験プログラムも充実しており、「見るだけ」ではなくデニム文化に直接触れられるつくりになっています。岡山デニム協同組合が掲げるのは「世界の岡山ジーンズ」というビジョン。60年以上にわたって積み上げてきた技術と産地のストーリーを武器に、国内市場にとどまらず世界市場への発信を続けています。

10月26日のカレンダー情報

六曜 赤口
吉日 一粒万倍日、神吉日、大明日
月齢 15.5(満月)

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)