歴史シミュレーションゲームの日 (記念日 10月26日)

歴史シミュレーションゲームの日
記念日の日付
10月26日
発売年
1981年(昭和56年)
対応機種
日立ベーシックマスター レベル3
制定・認定年
2016年(平成28年)
制定者
コーエーテクモゲームス
認定機関
日本記念日協会

1981年10月26日、日本のゲーム史に一つの転換点が訪れました。染料問屋を営んでいた光栄マイコンシステム(現・コーエーテクモゲームス)が、日立製作所製パソコン「ベーシックマスター レベル3」向けに『シミュレーションウォーゲーム 川中島の合戦』を発売したのです。プレイヤーが武田信玄となり、20日以内に上杉謙信率いる部隊を発見・壊滅させることを目指す戦術級シミュレーションで、メディアはカセットテープ、容量はわずか32KB程度という、現代では想像もできないほど小さな作品でした。それでも雑誌広告などの反響を受けて1万本近くを売り上げ、当時としては異例のヒットとなりました。「歴史シミュレーションゲームの日」は、この発売日を記念して10月26日に制定されたものです。

このゲームを手がけたのが、「シブサワ・コウ」のペンネームで知られる襟川陽一氏です。本業は染料問屋の経営者でしたが、歴史好きとコンピューターへの興味が重なり、独学でゲーム開発に取り組みました。歴史の出来事をコンピューター上で体験できるという発想は当時としては斬新で、以降の信長の野望シリーズや三國志シリーズへとつながる「歴史シミュレーションゲーム」というジャンルそのものを生み出した原点といえる作品です。

記念日は2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。この年はちょうど『川中島の合戦』発売から35周年にあたり、コーエーテクモゲームスがリメイク版をSteamで配信するなど、節目を多角的に祝う形となりました。リメイク版ではオリジナルの操作感をそのまま再現した「オリジナルモード」と、グラフィックや操作性を現代向けに改良した「リメイクモード」の2種類が収録されています。神奈川県横浜市港北区に本社を置くコーエーテクモゲームスは、この一本のゲームを起点として世界的なゲームメーカーへと成長しました。染料問屋が余暇に作ったカセットテープのゲームが歴史シミュレーションというジャンルの礎を築いた経緯は、日本のゲーム産業史においても特筆すべき出来事です。

10月26日のカレンダー情報

六曜 赤口
吉日 一粒万倍日、神吉日、大明日
月齢 15.5(満月)

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)