機関誌の日 (記念日 10月27日)

機関誌の日
制定年
2016年(平成28年)
制定者
第一資料印刷株式会社
認定機関
一般社団法人・日本記念日協会
日付の由来①
『西洋雑誌』の1867年10月創刊
日付の由来②
「つな(27)がり」の語呂合わせ
日本初の雑誌
『西洋雑誌』(柳河春三、1867年)

1867年(慶応3年)10月、日本で初めての本格的な雑誌が誕生しました。洋学者・柳河春三(やながわしゅんさん)によって創刊された『西洋雑誌』です。オランダ語・英語・フランス語に通じた柳河は、開成所の洋学者たちとともに西欧諸国の歴史や人物伝、化学・植物・鉱物など当時の日本人にとって新鮮な知識を翻訳・紹介しました。この月刊誌は日本における定期刊行雑誌の先駆けとして、近代出版文化の礎を築いた歴史的な一冊です。10月27日は「機関誌の日」として制定されています。商業印刷・出版印刷を手がける第一資料印刷株式会社が提唱し、2016年(平成28年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。日付には二つの意味が込められています。ひとつは日本初の本格的な雑誌『西洋雑誌』が1867年10月に創刊されたこと。もうひとつは、機関誌が持つ会員同士の「つな(27)がり」という語呂合わせです。

「機関誌」とは、政党や各種団体がその政策・方針・活動内容などを発表・宣伝するために定期的に発行する雑誌のことです。会員に情報を届け、組織の結束を高める役割を担っており、デジタル化が進む現代においても、紙の温もりや手に取る喜びを大切にした媒体として発行し続けている団体は少なくありません。なお、同様の目的を持つ新聞形態の出版物は「機関紙」と呼ばれ、機関誌とは区別されています。

機関誌の日が制定された背景には、機関誌が持つ多彩な魅力をより広く伝えたいという思いがあります。第一資料印刷株式会社は長年にわたり企業や団体の機関誌制作を支援してきた実績を持ち、その経験から機関誌の価値を社会に発信する必要性を感じたといいます。柳河春三が西洋の知を人々に届けようと奮闘した精神は、現代の機関誌制作にも脈々と受け継がれているといえるでしょう。

10月27日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 不成就日
月齢 16.5

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)