岐阜県地震防災の日 (記念日 10月28日)
- 地震発生日時
- 1891年10月28日 午前6時38分50秒
- 震央
- 岐阜県本巣郡根尾村(現:本巣市)
- マグニチュード
- 推定8.0(国内陸域観測史上最大)
- 被害(死者)
- 7,273人
- 全壊家屋
- 14万2,177戸
- 条例制定年
- 2005年(平成17年)
1891年(明治24年)10月28日午前6時38分50秒、岐阜県本巣郡根尾村(現:本巣市)を震央とする巨大地震が発生しました。マグニチュード推定8.0、震度7(当時の震度階級で「激烈」)——これが濃尾地震です。岐阜県(美濃)南西部から愛知県(尾張)北西部の濃尾地方を直撃したことからその名がつきました。日本の陸域で発生した地震としては観測史上最大の規模であり、「根尾谷断層帯」が活動した典型的な内陸地殻内地震(直下型地震)です。
被害の規模は凄まじいものでした。死者数7,273人、負傷者数17,175人、全壊家屋は14万2,177戸。朝の6時台という時間帯もあり、多くの人が屋内にいたことが被害を拡大させました。
濃尾地震が起こした断層のずれは、今も本巣市に残っています。震源近くの根尾谷には、最大で約6メートルの上下変位が生じた断層崖が現存しており、国の特別天然記念物に指定されています。1992年には現地に「根尾谷地震断層観察館」が開館し、断層を直接目で見られる地下観察館や地震資料館が設けられています。134年前の地震の痕跡を、今も実物として確認できる場所です。
岐阜県地震防災の日は、この濃尾地震の経験を風化させないために設けられました。2005年(平成17年)、「岐阜県地震防災対策推進条例」に基づいて10月28日が制定されたもので、地震や地震災害に関する意識を高め、防災活動の充実を図ることが目的です。
岐阜県はこの日、家の周りの地形確認や家具の固定状況の点検、食料・飲料水・医薬品などの備蓄確認、ブロック塀や防災用具の点検、避難所の位置や避難経路の確認、災害時の家族間連絡方法の確認を県民に呼びかけています。関連する記念日として、3月1日・6月1日・9月1日・12月1日は「防災用品点検の日」、1月17日は「防災とボランティアの日」、11月5日は「津波防災の日」があります。
10月28日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)