リラクゼーションの日 (記念日 10月30日)
- 制定年
- 2013年(平成25年)
- 日付の由来
- 日本標準産業分類にリラクゼーション業が告示された日
- 産業分類コード
- 7893
- 制定団体
- 一般社団法人・日本リラクゼーション業協会
- 市場規模
- 約3,800億円
- 全国店舗数(2016年)
- 約13万6,000店(コンビニの約2倍)
全国のコンビニエンスストアの約2倍——。これはリラクゼーションサロンの店舗数です。厚生労働省の統計では2016年時点で13万6,000店超が存在し、現在の市場規模は約3,800億円に達しています。日々の疲れを癒す場として、リラクゼーション業はすでに生活インフラの一部となっています。
しかし長らく、この業界は「無資格でも開業できる」という特性ゆえに、安全基準や施術品質がサロンごとにばらつく状態が続いていました。医師法や理容師法などの資格制度が存在するマッサージや美容業とは異なり、手技によるリラクゼーション施術は法的な位置づけが曖昧なまま急成長を遂げてきたのです。
こうした状況に一石を投じたのが、一般社団法人・日本リラクゼーション業協会です。業界の健全な発展と社会的認知度の向上を目的に、総務省の日本標準産業分類への分類新設に向けた働きかけを続けました。その成果として、2013年(平成25年)10月30日、「リラクゼーション業(手技を用いるもの)」が正式に産業分類コード7893として告示されました。「手技を用いて心身の緊張を弛緩させるための施術を行う事業所」という定義のもと、業種として公式に認められた瞬間です。
日本リラクゼーション業協会はこの告示日を記念して、10月30日を「リラクゼーションの日」に制定しました。記念日は一般社団法人・日本記念日協会によっても認定・登録されています。産業分類への登録は、行政統計への反映や業界団体の社会的信頼性向上につながるだけでなく、安心・安全・安定的なサービス提供に向けた業界全体の自浄意識を高める契機ともなりました。
リラクゼーションサービスの利用者層は幅広く、肩こりや腰痛への対処から、仕事後のリフレッシュ、美容目的まで多岐にわたります。施術者であるセラピストは国家資格を持たずとも活躍できる一方、協会が定める認定資格や研修制度を通じて技術水準の底上げが図られています。産業として正式に位置づけられたことで、従事者のキャリア形成や労働環境の整備にも弾みがつきました。
「リラクゼーションの日」は、ただ休養を促す日ではなく、安心して利用できる環境を社会に届けていく業界の姿勢を示す日です。2013年の告示から積み重ねてきた取り組みを確認する機会として、この日は位置づけられています。
10月30日の他の記念日
10月30日のカレンダー情報
10月の二十四節気・雑節
- 寒露(かんろ) 10月8日(木)
- 霜降(そうこう) 10月23日(金)
- 秋の土用(どよう) 10月20日(火)