世界都市デー (記念日 10月31日)

世界都市デー
制定年
2013年(国連総会決議)
開催日
10月31日
全体テーマ
Better City, Better Life
第1回開催地
中国・上海(2014年)
世界の都市人口比率
約55%(2050年には約68%に達する見込み)
メガシティ数
33都市(2030年には43都市の見込み)

現在、世界人口のおよそ55%が都市に暮らしており、2050年には約68%に達すると国連は予測しています。わずか100年前、都市に住んでいたのは世界人口の2割に満たなかった事実と比べると、人類がいかに急速に都市へ集中してきたかがわかります。この劇的な変化に国際社会が向き合う日として定められたのが、10月31日の「世界都市デー(World Cities Day)」です。

世界都市デーは、2013年(平成25年)の国連総会決議によって制定された国際デーの一つです。世界規模で進む都市化への関心を高め、都市間の協力を促進し、持続可能な都市開発に貢献することを主な目的としています。全体テーマとして「Better City, Better Life(より良い都市、より良い生活)」が掲げられており、都市化がもたらす恩恵を最大限に引き出しつつ、課題にも真摯に向き合う姿勢が示されています。

第1回の世界都市デーは2014年(平成26年)、中国・上海で「Leading Urban Transformations(都市化への転換を導く)」をサブテーマに開催されました。以来、毎年異なるサブテーマが設定され、各地で都市化に関するフォーラムや展示会などのイベントが催されています。開催都市を毎年変えることで、都市化が先行する地域から新興国まで、幅広い視点から議論が積み重ねられてきました。

急速な都市化は、経済成長や生活水準の向上をもたらす一方で、深刻な課題も生み出しています。アジアやアフリカの新興国では人口集中によるスラムの形成、住宅不足、インフラ整備の遅れが問題となっています。1990年に約10都市だった人口1000万人超の「メガシティ」は現在33都市にまで増加しており、2030年には43都市に達する見込みです。交通渋滞や大気汚染、廃棄物処理といった環境負荷の増大も都市が共通して抱える課題です。国連はSDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」においても包括的で安全かつ強靭な都市の実現を掲げており、世界都市デーはその意識醸成の場として重要な役割を担っています。

急増する都市人口を支える持続可能なまちづくりは、21世紀の人類が直面する最大の課題の一つです。

10月31日のカレンダー情報

六曜 大安
吉日 寅の日
月齢 20.5

10月の二十四節気・雑節

  • 寒露(かんろ) 10月8日(木)
  • 霜降(そうこう) 10月23日(金)
  • 秋の土用(どよう) 10月20日(火)