川の恵みの日 (記念日 11月1日)
- 制定者
- 株式会社うおすけ(三重県多気町)
- 創業年
- 1865年(慶応元年)
- 日付の由来
- 「111」が「川」の字に似ていることから
- 認定機関
- 一般社団法人・日本記念日協会
- 看板商品
- 元祖鮒の甘露煮
11月1日は「川の恵みの日」です。数字の「111」を縦に並べると「川」の字に見えることから、この日付が選ばれました。川魚を160年以上にわたって扱い続けてきた三重県多気町の株式会社うおすけが制定し、一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されています。
株式会社うおすけは1865年(慶応元年)創業。三重県多気町に本店を構え、「元祖鮒の甘露煮」をはじめとする川魚の加工品を看板商品としてきました。鮒や鮎などの淡水魚は、かつて内陸部の食卓を支える貴重なたんぱく源でした。川と共に生きてきた同社が、川への感謝と環境保全への意識を広めるためにこの記念日を制定しました。鮒の甘露煮は砂糖や醤油でじっくり煮含めた保存食で、江戸時代から川沿いの地域で広く親しまれてきた料理です。骨まで食べられるやわらかい食感と川魚特有の風味が特徴で、うおすけはその味を160年以上にわたって守り続けています。川魚文化の継承という思いもこの記念日の背景にあります。
現代の日本では、河川の水質や生態系をめぐる状況は地域によって大きく異なります。高度経済成長期以降、工場排水や農薬の流入によって水質が悪化した河川も多く、内水面漁業の漁獲量は長期的に減少傾向にあります。
農林水産省の統計によると、2024年(令和6年)の内水面漁業の漁獲量は約1万7,900トンで、うちアユは1,421トンと前年から16%以上減少しています。かつて川魚の代表格だったアユは、水質汚染や河川工事、水温上昇などの影響を受けやすく、各地で漁獲量の落ち込みが続いています。一方で、アユの遡上が戻った河川や清流の復元に取り組む自治体、漁協による稚魚放流など、川の恵みを守ろうとする努力も各地で続いています。「川の恵みの日」は、そうした取り組みに目を向けるきっかけとなる記念日です。
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