キクマサピンの日 (記念日 11月1日)

キクマサピンの日
発売年
1983年(昭和58年)9月
製造元
菊正宗酒造株式会社(神戸市)
日本酒度
+3.5(やや辛口)
添加物
糖類・酸味料不使用
受賞歴
モンドセレクション金賞(2012・2013年)
日付の由来
ピン=1、日本酒の旬に合わせ11月1日

紙パック日本酒の元祖として知られる「キクマサピン」が誕生したのは1983年(昭和58年)9月のこと。一升瓶が当たり前だった時代に、取り回しやすい紙パック入りで登場したこの商品は、日本酒の買い方・飲み方そのものを変えた一本です。発売当時、近所の酒屋に配達してもらうのが主流だった日本酒を、スーパーやコンビニで手軽に買える存在へと押し上げた功績は小さくありません。

製造元の菊正宗酒造は、万治2年(1659年)創業。灘五郷の御影郷に蔵を構える老舗中の老舗で、「生酛(きもと)造り」にこだわり続けることでも知られています。生酛とは、蔵に自然に棲みつく乳酸菌を利用して酒母を育てる昔ながらの製法で、現代では手間とコストがかかるとして多くの蔵が速醸酛に切り替えています。菊正宗はその生酛にこだわり続け、2009年の創業350周年には「真・辛口宣言」を発表。本醸造酒・純米酒を全生酛化し、後に吟醸酒まで生酛造りに統一しました。キクマサピンも、この蔵の哲学が背景にある一本です。

キクマサピンの最大の特徴は、パック酒ながら糖類・酸味料を一切添加していない点です。日本酒度は+3.5とやや辛口。「安くて糖類たっぷり」という普通酒のイメージを裏切る、すっきりとした後味が支持を集めてきました。

品質の高さは国際的にも認められており、900mlサイズが2012年・2013年と2年連続でモンドセレクション金賞を受賞。発売30周年という節目に重なったこの快挙が、記念日制定のきっかけになりました。11月1日という日付には「ピン=1」の語呂と、日本酒が旨くなる寒の入りの季節という二重の意味が込められています。

11月1日のカレンダー情報

六曜 赤口
吉日 神吉日、大明日、天恩日
月齢 21.5

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)