名木伝承の日 (記念日 11月1日)

名木伝承の日
記念日
11月1日
制定者
銘木総研株式会社
制定年
2021年
認定機関
日本記念日協会
本社所在地
大阪府大阪市中央区

「1」を「木」に見立てると、2つで「林」、3つで「森」——この漢字の成り立ちから、11月1日は「名木伝承の日」となりました。名木とは、歴史上の人物や出来事と結びつき、地域の記憶を宿した樹木のことです。神社の御神木や武将ゆかりの古木など、日本各地に今も多くの名木が残されています。

大阪市中央区に本社を置く銘木総研株式会社が制定し、2021年に日本記念日協会により認定・登録されました。同社が保全活動の対象として挙げる名木には、静岡県島田市の「頼朝杉」、千葉県安房郡鋸南町の「頼朝桜」、神奈川県足柄下郡湯河原町の「土肥の大椙(おおすぎ)」、静岡県熱海市の「来宮神社の大樟(おおくす)」、神奈川県川崎市麻生区の「禅寺丸柿の原木」などがあります。いずれも源頼朝の伝承や土地の歴史と深く結びついており、単なる老木ではなく、地域の記憶を宿した、いわば生きた文化財そのものです。

木は何百年も生き続けますが、その「いわれ」を語り継ぐ人間の側は、高齢化と人口減少の波に抗えません。老齢の語り部が亡くなれば、木だけが残り、背景の物語は失われていきます。銘木総研がこの記念日に込めたのは、そうした危機感です。樹木そのものの保全にとどまらず、木にまつわる歴史や文化を次世代へ伝えることの大切さを、広く社会に問いかけています。

来宮神社の大樟は樹齢2000年超とも言われ、禅寺丸柿は日本最古の甘柿の原木として知られます。幹の年輪の数だけ、人と木の関わりの歴史が積み重なっています。名木の「いわれ」は、土地の言葉と記憶とともに初めて意味をもちます。記念日はその事実を社会へ刻み直す機会です。

11月1日のカレンダー情報

六曜 赤口
吉日 神吉日、大明日、天恩日
月齢 21.5

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)