いいお産の日 (記念日 11月3日)

いいお産の日
制定開始
1994年(平成6年)
記念日認定
2018年(平成30年)、日本記念日協会
語呂合わせ
「いい(11)おさん(3)」
主催団体
日本助産学会・日本助産師会・日本看護協会・全国助産師教育協議会
2024年出生数
68万6,061人(過去最少・9年連続更新)
合計特殊出生率
1.15(2024年、過去最低)

2024年の国内出生数は68万6061人で、9年連続の過去最少更新。合計特殊出生率は1.15と、こちらも過去最低です。

11月3日は「いい(11)おさん(3)」の語呂合わせから「いいお産の日」とされています。1994年に「いいお産の日実行委員会」が活動を始め、2018年(平成30年)には一般社団法人・日本記念日協会により正式に認定・登録されました。現在は日本助産学会、日本助産師会、日本看護協会、全国助産師教育協議会の4団体が合同で取り組んでいます。

この記念日が掲げるのは、「すべての子どもたちが幸せに生まれ、すべての女性が安全に安楽に満足したお産を迎えられること」です。裏を返せば、現状ではそれが十分に実現できていない側面があるという問題意識から生まれています。出産の場所を見ると、2023年時点で病院が54.3%、診療所が45.1%、助産所が0.5%。分娩を取り扱う産科施設は近年も減少傾向にあり、地域によっては出産できる場所が限られる「お産難民」の問題も続いています。

助産師の役割にも課題があります。産後ケア事業を実施する市区町村の61%が委託先の確保を問題として挙げており、精神的なサポートが必要な産後女性への対応も十分とはいえない状況です。少子化が進む一方で、出産1件あたりに求められるケアの質・量は高まっており、助産師をはじめとする専門職への負荷は増しています。

「いいお産の日」は毎年、シンポジウムや講演会、オンラインイベントなどを通じて、妊産婦だけでなく広く一般市民に出産の現状を伝える機会となっています。出産は当事者だけの問題ではなく、社会全体で支える仕組みが必要です。この日をきっかけに、お産の在り方や産科医療の現状に目を向けることには、少子化対策を議論するうえでも意味があります。

11月3日のカレンダー情報

六曜 友引
吉日 天恩日、母倉日、巳の日
月齢 23.5

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)