調味料の日 (記念日 11月3日)
- 制定者
- 一般社団法人・日本野菜ソムリエ協会
- 日付の由来
- 「いい(11)味(3)」の語呂合わせ+文化の日(11月3日)
- 味噌の起源
- 701年「大宝律令」に「未醤(みしょう)」として登場
- 醤油産業の歴史
- 約400年
- 和食のユネスコ登録
- 2013年、無形文化遺産に登録
「さしすせそ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。砂糖・塩・酢・醤油(せうゆ)・味噌の頭文字を並べたこの覚え方は、日本料理における調味料の投入順序を示しています。単なる料理の手順でありながら、これだけ多くの人に語り継がれてきたのは、それだけ調味料が日本の食文化の核心にあるからです。
日本の伝統調味料の歴史は古く、味噌のルーツは701年の「大宝律令」にまで遡ります。その文書には「未醤(みしょう)」という文字が登場し、中国には存在しない独自の発酵食品として記録されました。奈良時代にはすでに市場で売られていたとされ、1300年以上の歴史を誇ります。醤油も室町時代に「醤油」という表記が生まれ、産業として確立してからでも約400年が経過しています。
こうした発酵調味料が世界的な注目を集めるきっかけのひとつが、2013年のユネスコ無形文化遺産への登録です。「和食;日本人の伝統的な食文化」として認められた際、その根幹を支えるのが醤油・味噌・みりん・酢といった伝統調味料であると評価されました。旨味を引き出す発酵の技術は、他の国の料理文化にはなかなか類を見ない日本独自の財産です。
「調味料の日」は、一般社団法人・日本野菜ソムリエ協会が制定した記念日です。日付は「いい(11)味(3)」の語呂合わせと、国民の祝日「文化の日」にあたる11月3日を選んだことに由来します。伝統調味料を通して和食文化のすばらしさを見直してほしいという考えが込められており、食と文化の両面からアプローチしている点が特徴です。毎日何気なく使っている調味料も、その一滴一滴に長い発酵の時間と職人の知恵が宿っています。11月3日は、食卓に並ぶ醤油や味噌のラベルを改めて見てみる日にしてみてください。
11月3日の他の記念日
11月3日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)