オゾンの日 (記念日 11月3日)

オゾンの日
制定年
2018年(平成30年)
制定団体
日本オゾン協会・日本医療・環境オゾン学会
日付の由来
「いい(11)オゾン(O3)」の語呂合わせ
発見者・発見年
クリスチャン・シェーンバイン(1840年)
分子式
O3(酸素原子3個)
主な用途
殺菌・脱臭・水処理・ウイルス不活化

成層圏に薄く漂うオゾン層がなければ、地球上の生命は強烈な紫外線にさらされ続けることになります。厚さにして3ミリ程度に相当する量のオゾンが、地上から約15〜50キロメートルの高度に分布し、太陽から降り注ぐ有害な紫外線(UV-B)の大部分を吸収しています。11月3日は「いい(11)オゾン(O3)」という語呂合わせにちなみ、特定非営利活動法人日本オゾン協会と日本医療・環境オゾン学会の2団体が共同で制定した「オゾンの日」です。2018年(平成30年)に一般社団法人日本記念日協会が認定・登録しました。

オゾン(ozone)は、3つの酸素原子が結合した酸素の同素体で、分子式はO3です。常温常圧では薄青色の気体で、生臭く特徴的な刺激臭を持ちます。1840年、ドイツ・スイスの化学者クリスチャン・シェーンバインが雷雨の際に発生するこの気体を発見し、ギリシア語で「臭い」を意味するÖzeinにちなんで「Ozon」と命名しました。

オゾンは酸化力がきわめて強く、フッ素に次ぐ強力な酸化作用を持っています。この性質を利用して、殺菌・ウイルスの不活化・脱臭・脱色・有機物の除去など、医療や食品、水処理の分野で幅広く活用されています。塩素系消毒剤と異なり、処理後に有害な残留物を生じにくい点が特長とされています。

一方、オゾン層の破壊は深刻な環境問題です。20世紀後半から冷蔵庫やエアコンの冷媒などに使われたフロン(CFC)がオゾン層を破壊することが明らかになり、1987年にはモントリオール議定書が締結されました。フロン類の生産・使用を国際的に規制した結果、オゾン層の回復が徐々に確認されており、南極上空のオゾンホールは21世紀に入ってから縮小傾向にあります。

オゾンの日は、こうした地球環境への貢献と、医療・工業分野での応用についての正しい理解を広めることを目的としています。強い酸化力ゆえに高濃度では人体に有害でもあるオゾンの、二面性を知ることが科学的なリテラシーにつながります。

11月3日のカレンダー情報

六曜 友引
吉日 天恩日、母倉日、巳の日
月齢 23.5

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)