高野豆腐の日 (記念日 11月3日)
- 記念日の日付
- 11月3日(文化の日)
- 制定年
- 2020年(令和2年)
- 制定者
- 全国凍豆腐工業協同組合連合会
- 語呂合わせ
- こうや→58、新年まで残り58日
- 製法の起源
- 高野山・木食応其(16世紀)
- 主な栄養素
- たんぱく質・鉄分・カルシウム
豆腐を凍らせて乾燥させた「高野豆腐」は、何百年もの時を経て今もおせち料理に欠かせない食材です。その高野豆腐を広く知ってもらうため、全国凍豆腐工業協同組合連合会が11月3日を「高野豆腐の日」として制定し、2020年(令和2年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。日付の由来は「高野=こうや(58)」という語呂合わせで、11月3日は新年まで残り58日にあたります。おせちの伝統食材を食べて健康な新年を迎えてほしいという願いが込められており、この日が「文化の日」であることにちなんで、日本の食文化としての高野豆腐を再発見するきっかけの日にするとの思いも重ねられています。
高野豆腐の起源については、和歌山県の高野山で真言宗の僧・木食応其(1536〜1608年)が製法を完成させ、精進料理の一つとして全国に広まったとする説が有名です。一方、東北地方には「凍み豆腐」と呼ばれる同じ製法の保存食があり、戦国大名・伊達政宗が兵糧研究の末に開発したという伝説も残っています。さらに中国にも類似の食品が存在することから、中国伝来の可能性も指摘されており、その正確な起源は今も諸説あります。「高野豆腐」という名称自体は、江戸時代に高野山の土産物として珍重されたことに由来するとも言われています。
伝統的な製法では冬の寒気を利用して屋外で凍らせますが、現代では冷凍機・乾燥機を使った工場生産が主流になりました。乾燥状態ではスポンジ状で軽く、水で戻してだし汁で煮るとふっくらと仕上がるその特性は、昔も今も変わりません。
栄養面でも高野豆腐は注目されています。高たんぱく質・低糖質で鉄分やカルシウムを豊富に含むうえ、体内の消化酵素で分解されにくい「レジスタントたんぱく質」が血中コレステロールの低下や中性脂肪の上昇抑制に働くとする研究結果も報告されており、健康食品としての価値が改めて見直されています。おせちの一品としてだけでなく、日常の食卓にも取り入れてみる価値は十分にあります。
参考リンク
11月3日の他の記念日
11月3日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)