井さんの日 (記念日 11月3日)
- 記念日
- 11月3日
- 語呂合わせ
- 「いー(11)さん(3)」
- 制定年
- 2022年(令和4年)
- 制定者
- 全国井さん祭り実行委員会
- 産山村の井姓人口
- 約280人(村民約1400人中)
- 池山水源
- 名水百選選定(1985年)・毎分30t湧出
熊本県の山間に位置する産山村(うぶやまむら)は、全国でも珍しい「一音一字」の姓をもつ「井」さんが日本一多い村です。1400人余りの村民のうち約280人が「井」姓を名乗り、その割合は実に5人に1人。全国に3000人程度しかいないとされる「井」さんのふるさとが、ここ熊本県阿蘇郡の小さな村なのです。村は熊本県北東部に位置し、東部では大分県竹田市と県境を接する山あいの土地です。古代神話では健磐龍命(たけいわたつのみこと)の孫が産まれた地とされ、「産山」という村名もそこに由来しています。
日付の11月3日は「いー(11)さん(3)」という語呂合わせから選ばれました。「井」という字の本来の読みは「い」ですが、日常では「いーさん」と呼ばれることがほとんど。その自然な呼び声をそのまま記念日の名前にした、ユーモアあふれる発想です。2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録され、全国井さん祭り実行委員会(事務局・産山村)が制定しました。
産山村が「井」姓発祥の地と考えられる背景には、豊富な湧水があります。村に点在する清らかな湧き水、とりわけ池山水源(いけやますいげん)は、通年13.5℃の水温を保ち、1分間に30トンもの中間硬水の地下水を湧出します。1985年(昭和60年)には名水百選にも選ばれた名水で、この水場の豊かさが「井」という字——井戸や水場を意味する——の姓のルーツと地元では語り継がれています。村おこしへの取り組みも本格的で、2021年(令和3年)には「井さんのふるさと、産山村宣言」を正式に発出。全国の「井」さんに呼びかけ、産山村を訪れてもらうことで地域を盛り上げようとしています。苗字を軸にした村おこしというのは全国的にも珍しく、「井」という一文字の姓がつなぐ縁を頼りに、人口減少が続く小さな村が独自の存在感を打ち出しています。
参考リンク
11月3日の他の記念日
11月3日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)