いいよの日 (記念日 11月4日)

いいよの日
記念日の日付
11月4日
語呂合わせ
い(1)い(1)よ(4)
制定者
北原由美氏(聴きプロ主宰・兵庫県神戸市)
認定機関
一般社団法人・日本記念日協会
「いいよ」の三つの意味
褒める・認める・許す

「どう思っても いいよ」——これは、兵庫県神戸市を拠点に活動する傾聴のプロフェッショナル、北原由美氏が立ち上げた「いいよの日」のキャッチコピーです。11月4日は「い(1)い(1)よ(4)」と読む語呂合わせから制定されており、一般社団法人・日本記念日協会にも認定・登録された記念日です。

北原氏が主宰する「聴きプロ」は、「聴く」ことを専門的に探求する団体です。ここでいう「聴く」は、ただ音として言葉を受け取ることではありません。相手がどう感じ、何を考えているかを、評価も否定もせずそのまま受け止める行為を指します。「どう思っても いいよ」という言葉は、その姿勢を一文に凝縮したものです。

日常のコミュニケーションを振り返ってみると、誰かに話を聞いてもらったつもりでも、途中でアドバイスをされたり、「それは違う」と意見を返されたりした経験は誰にでもあるはずです。話し手が本当に求めているのは解決策ではなく、「あなたの気持ちを受け止めた」というサインであることが多いものです。聴きプロはその点を丁寧に整理し、「聴き手はキャッチャー、話し手はピッチャー」という比喩で役割を明確にしています。

「いいよ」には三つの意味が重なっています。まず、「いいよ」と褒める。次に、「いいよ」と認める。そして、「いいよ」と許す。この三層の受容が積み重なることで、話した人が「ここなら何を言っても大丈夫だ」と感じられる関係が育まれます。北原氏は、そうした関係が広がる社会こそが、傾聴の行き着く先だと訴えています。

傾聴というと、カウンセリングや福祉の現場で使われる専門的なスキルのように聞こえるかもしれません。しかし「いいよの日」が伝えようとしているのは、資格や技術よりもまず態度の問題です。相手の言葉に「でも」や「だから」で割り込む前に、一度だけ「いいよ」と内心で唱えてみる。それだけで会話の質は変わり得ます。

11月4日は、そうした「聴く姿勢」を日常に取り戻すきっかけとして設けられた日です。職場の同僚に、家族に、友人に——いつもより少しだけ口を閉じて、耳を傾けてみる一日にしてみてはいかがでしょうか。

参考リンク

11月4日のカレンダー情報

六曜 先負
吉日 一粒万倍日、神吉日、大明日、天恩日、母倉日、不成就日
月齢 24.5

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)