ソースの日 (記念日 11月7日)
- 制定者
- 一般社団法人・日本ソース工業会
- 工業会設立
- 1947年(昭和22年)11月7日
- 語呂合わせ
- ウスターソース100gあたり117(イイナ)kcal
- 日本初の国産ソース
- 1884年(明治17年)発売の「ミカドソース」(ヤマサ醤油)
- ソースの主な種類
- ウスターソース・中濃ソース・濃厚ソース(とんかつソース)
- 記念日認定
- 一般社団法人・日本記念日協会
ウスターソースが日本の食卓に初めて登場したのは、明治時代のことです。1884年(明治17年)、ヤマサ醤油がイギリス式の製法をもとにした「ミカドソース」を発売しましたが、本場そのままの味は日本人の口に合わず、ほどなく販売中止になりました。その後、各メーカーが独自に改良を重ね、まろやかな甘みととろみを持つ「日本のソース」が生まれていきます。明治29年にはイカリソースの前身となる製品が、同38年にはブルドックソース、同41年にはカゴメソースが相次いで登場。ソースはしだいに日本の家庭料理に欠かせない調味料として定着し、洋食の普及とともに「ソースをかける文化」が全国に広まっていきました。幕末・明治の開国から始まった西洋料理との出会いが、100年以上の時間をかけて「日本独自のソース文化」を育てたといえます。
11月7日は「ソースの日」です。制定したのは、ソースの品質向上と消費拡大を目的とする一般社団法人・日本ソース工業会。この日付には二つの意味が込められています。ひとつは、同工業会の前身となる任意団体が1947年(昭和22年)11月7日に設立されたこと。もうひとつは、ウスターソースのエネルギー量が100グラムあたり117キロカロリー(日本食品標準成分表五訂より)であり、「117(イイナ)」と読める語呂合わせです。この記念日は一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されています。
日本のソース類はウスターソース・中濃ソース・濃厚ソース(とんかつソース)の三種類に大別されます。地域によって好みも異なり、関東ではさらりとしたウスターソース、関西・東海では濃くてコクのある濃厚ソースが人気です。
日本ソース工業会は「ソースの日」を通じて、ソースをかけるだけでなく「焼く」「煮る」「隠し味に使う」といった多彩な活用法を広めることも目標に掲げています。炒め物にひと回しするだけで深みが出たり、カレーや煮込み料理に少量加えると味が引き締まったりと、ソースの守備範囲は思いのほか広いものです。明治の試行錯誤から100年以上かけて磨かれてきた「日本のソース」、改めてその使い方を広げてみるのも面白いかもしれません。
参考リンク
11月7日の他の記念日
11月7日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)