リノベーションの日 (記念日 11月8日)

リノベーションの日
制定年
2022年(令和4年)
制定者
一般社団法人リノベーション協議会
協議会設立
2009年(平成21年)5月20日
日付の由来
柱を表す「11」と循環を意味する「∞」(=8)を組み合わせて11月8日
認定機関
一般社団法人・日本記念日協会
キャッチコピー
「かえる。くらし。すまい。」

日本の住宅ストックの約60%は1980年以前に建てられた古い住宅が占めており、その多くが現代のライフスタイルや省エネ基準に対応できていません。こうした既存住宅に大規模な改修を施し、現代の暮らしに合った性能と価値をよみがえらせるのが「リノベーション」です。11月8日は、その普及を目的として制定された「リノベーションの日」です。

この記念日を制定したのは、東京都渋谷区に事務局を置く一般社団法人リノベーション協議会です。2009年(平成21年)5月20日に設立された同協議会は、「かえる。くらし。すまい。」をキャッチコピーに掲げ、リノベーションの品質基準策定や優良なリノベーション住宅の普及活動を続けています。記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。

11月8日という日付は、建築の柱を象徴する「11」と、無限大記号「∞」を「8」に見立てた組み合わせです。

リノベーションはリフォームとしばしば混同されますが、その規模と目的は大きく異なります。リフォームが老朽化した箇所を元の状態に戻すことを主眼とするのに対し、リノベーションは内壁・床・天井の撤去や再構築を含む大規模な改修で、用途や機能そのものを刷新します。間取りの自由な設計、断熱性能の向上、耐震補強など、新築同等かそれ以上の性能を既存の建物で実現できる点が特徴です。

リノベーション住宅の大きな魅力の一つはコストです。同じエリア・広さの新築住宅と比べて費用を抑えられるケースが多く、特に都心部など需要が高い地域では、新築用地の確保が難しい中でも中古物件なら選択肢が残っていることがあります。自分のライフスタイルに合わせた設計の自由度と、立地の優位性を両立できるのがリノベーションならではの強みといえます。

リノベーション協議会が目指す「ストック型社会」とは、価値あるものを長く大切に使い続ける社会のことです。新しいものをつくり、古くなったら壊すというスクラップ・アンド・ビルドの発想から脱却し、既存の建物資産を有効活用することは、資源の節約や廃棄物の削減にもつながります。住宅の平均寿命は日本で約30年といわれますが、欧米では50〜80年以上使われるケースが珍しくありません。この差を縮めることがリノベーション普及の大きな意義の一つであり、リノベーションの日は、協議会と会員企業が消費者向けの啓蒙イベントや情報発信を集中的に行う機会として、持続可能な住まいづくりの考え方を社会に広める役割を担っています。

11月8日のカレンダー情報

六曜 先勝
吉日 一粒万倍日
月齢 28.5

11月の二十四節気・雑節

  • 立冬(りっとう) 11月7日(土)
  • 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)