いい靴の日 (記念日 11月9日)
- 語呂合わせ
- いい(11)く(9)つ
- 制定者
- いい靴の日プロジェクト
- 関連記念日
- 3月15日「靴の日・靴の記念日」
- 靴選びの要点
- サイズ・幅・かかと・つま先の4点確認
足に合わない靴を履き続けると、外反母趾や偏平足にとどまらず、膝や腰の痛み、さらには肩こりや頭痛まで引き起こすことがある。靴は体の土台である足を直接支える道具であり、そのフィット感が全身の健康状態に深くかかわっている。
11月9日は「いい靴の日」です。「いい(11)く(9)つ」(いい靴)の語呂合わせにちなみ、「いい靴の日プロジェクト」が制定しました。痛みのない体を作り、自分の足に合う靴と出会い、正しい歩き方を手に入れることで、いつまでも若々しく過ごしてほしいという思いを全国に広げることが目的です。「足の美と健康を意識する日に」という願いが込められています。
足に合わない靴が引き起こすトラブルの代表格が外反母趾です。外反母趾は、足の親指の付け根が外側に突き出し、親指が人さし指側へ「く」の字に曲がった状態を指します。直接の原因は靴だけではなく、遺伝的な骨格の構造が大きな素因となっていますが、つま先の狭い靴やヒールの高い靴を長期間履き続けることで変形が進むことが多いとされています。外反母趾が悪化すると歩行姿勢が崩れ、膝や股関節、腰に二次的な負担をかけるようになります。痛みをかばうような歩き方が習慣化すると、体全体のバランスが乱れ、日常生活の質が著しく低下します。
靴選びで確認すべきポイントは主に四つあります。サイズが合っているか、足幅(ウィズ)が合っているか、かかとがしっかりホールドされるか、つま先に適切な余裕(捨て寸)があるかです。日本人の足は横幅が広い傾向があるため、ヨーロッパ規格の靴では横幅が合わないケースも少なくありません。また、同じサイズでもメーカーや製法によって実際の寸法が異なるため、必ず試し履きをして歩き心地を確認することが重要です。夕方以降は足がむくんで大きくなる傾向があるため、靴の購入は夕方が適しているとも言われています。
正しい歩き方も足の健康を保つうえで欠かせません。かかとから着地し、足裏全体で体重を受け、最後につま先で地面を蹴り出す一連の動作が理想的な歩行とされています。この歩き方ができていると、足のアーチが適切に機能し、衝撃を分散させる役割を果たします。合わない靴を履くとこの自然な動作が妨げられ、アーチが崩れて偏平足になったり、逆にアーチが高くなりすぎてハイアーチになったりするリスクが高まります。
関連する記念日として、3月15日には「靴の日・靴の記念日」があります。1870年(明治3年)3月15日に日本初の西洋靴の工場が東京・築地に開設されたことにちなんでいます。日本における靴文化の歴史は約150年と意外に浅く、それ以前は草履や下駄が日常の履物でした。靴が日本人の生活に根付いた現代だからこそ、自分の足に合った靴を選ぶ知識と習慣が求められています。
足は「第二の心臓」とも呼ばれます。歩行によるポンプ作用が下半身の血液を心臓へ送り返す働きを助けているためです。足の健康を維持することは、全身の血行促進にもつながります。11月9日を機会に、今履いている靴が自分の足に本当に合っているかどうかを見直してみてください。
11月9日の他の記念日
11月9日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)