平和と開発のための世界科学デー (記念日 11月10日)
- 制定年
- 2001年(ユネスコ制定)、2002年より実施
- 実施日
- 毎年11月10日
- 主催機関
- ユネスコ(国連教育科学文化機関)
- 英語名称
- World Science Day for Peace and Development
- ユネスコ設立年
- 1945年(本部:パリ)
毎年11月10日、世界各地の科学館・大学・研究機関が一斉にイベントを開く。「平和と開発のための世界科学デー」は、ユネスコが2001年に制定し、翌2002年から実施されている国際デーです。英語表記は「World Science Day for Peace and Development」といいます。
ユネスコ(UNESCO)は教育・科学・文化の発展と推進を目的とした国連の専門機関で、1945年に設立されました。本部はパリに置かれています。この国際デーを制定した背景には、科学と社会の間に生じてきた距離感があります。科学研究が高度化・専門化するにつれ、一般市民が科学の恩恵を実感しにくくなる傾向が指摘されてきました。科学者と市民が互いに向き合う機会を年に一度確保することで、その溝を埋めようとするのがこの日の本来の趣旨です。
この日の目的は大きく三つに整理されています。第一に、平和で持続可能な社会における科学の役割について、人々の認識を高めること。第二に、科学的知識の普及と科学研究者への支援を強化すること。第三に、科学政策への市民参加を促進し、科学の恩恵がすべての人に行き渡るようにすること。
地球温暖化・感染症・食料問題・エネルギー問題といった課題はすべて、科学的知見なしには解決できません。同時に、それらの問題への対処には社会的な意思決定が必要であり、市民の理解と関与が欠かせません。世界科学デーは、そうした課題と市民をつなぐ場として機能しています。
各国では毎年この日に合わせて、学校での特別授業、研究機関の一般公開、科学者と市民の対話イベントなど、多様な形式の取り組みが行われます。ユネスコはその年ごとにテーマを設定しており、国際的な議論の焦点を絞る役割も担っています。
11月10日の他の記念日
11月10日のカレンダー情報
11月の二十四節気・雑節
- 立冬(りっとう) 11月7日(土)
- 小雪(しょうせつ) 11月22日(日)